チュチェ112(2023)年 11月 16日 朝鮮中央通信
朝鮮国防省代弁人が談話発表
【平壌11月16日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国国防省のスポークスマンが16日に発表した談話「朝鮮半島地域の平和と安全はわが革命武力によってしっかり保証されるであろう」の全文は次の通り。 12~14日に行われた米軍部当局者らのかいらい地域(南朝鮮)訪問は、朝鮮半島地域の情勢激化を招く主犯がほかならぬ米国とその追随勢力であるということを明白に示している。 米帝好戦狂らとその追随勢力は、わが共和国に対する核先制攻撃を狙った「合わせ型抑止戦略」を改正し、米・日・かいらい3者間のリアルタイム・ミサイル情報共有システムを年内に稼動させることで合意したし、「ロナルド・レーガン」原子力空母打撃集団をかいらい地域に引き込みながら極度の対決狂気を振るった。 これによって敵対勢力は、自分らの対朝鮮軍事的態勢が決して防衛的なものではなく、朝鮮民主主義人民共和国に対する武力侵攻を目的としていることを自らさらけ出した。 朝鮮半島地域で修辞的に、行動的に軍事的緊張水位を一方的に引き上げる行為者がまさに米国とその追随勢力であるという事実について再度明白にしておく必要がある。 今年にも敵は、対朝鮮核使用を目的とした「核協議グループ」の稼動、「ウルチ・フリーダム・シールド」「ビジラント・ディフェンス」のような侵略的性格の大規模合同軍事演習の強行、原子力空母と戦略原子力潜水艦、核戦略爆撃機の朝鮮半島進入を通じてわが共和国に対する核威嚇をエスカレートした。 朝鮮半島での軍事的対立が危険限度を超えたにもかかわらず、軍事的衝突が起こらないのは全的に朝鮮民主主義人民共和国武力が強力な対応態勢で米国とその追随勢力の軍事的蠢動(しゅんどう)を徹底的に抑止しているからである。 外部からの侵略的企図を徹底的に抑止し、国家の自主権と安全を軍事的に侵害するいかなる挑発行為に対しても断固と反撃し、国の領土保全を頼もしく守っていく万般の臨戦態勢を維持するのはわが軍隊の崇高な使命である。 朝鮮民主主義人民共和国武力は、朝鮮半島地域に生じている新しい安保不安定と米国とその同盟勢力の進化する軍事的脅威形態と性格に対処してより攻勢的で、圧倒的な対応力と可視的な戦略的抑止軍事行動で国家の安全利益に対するあらゆる脅威を強力に統制、管理していく。--- |