チュチェ113(2024)年 2月 7日 朝鮮中央通信

 

朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑の強制撤去は絶対に許されない
反人倫的暴挙 朝鮮人強制連行被害者・遺族協会

 

【平壌2月7日発朝鮮中央通信】先日、日本の群馬県当局は内外の強力な抗議にもかかわらず、群馬県立公園に設置された朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑を強制撤去する天人共に激怒する犯罪を働いた。

朝鮮人強制連行被害者、遺族協会は6日、声明を発表して群馬県当局の妄動を反人倫的な暴挙、不倫・背徳の極致として峻烈に糾弾した。

声明は、次のように強調した。

追悼碑の強制撤去こそ、20世紀に日本が働いた反人倫的犯罪の真相とそれに対する自国民の罪意識を消してしまい、われわれとの過去清算義務をどうしてでも回避し、ひいてはわが共和国にかこつけて軍事大国化の野望を実現してみようとする破廉恥な再侵略策動の一環である。

現在、日本の右翼反動勢力は群馬県だけでなく、東京の横網公園にある関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑をはじめ、他の地方の追悼碑までも全て撤去させようと狂奔しており、総聯(在日本朝鮮人総聯合会)とわが共和国を害することなら、何も選ばずにいる。

付言するが、碑を一つなくすとして日本の犯罪の行跡が覆われるのではなく、戦犯国の地位が変わるのではない。

追悼碑の強制撤去は、日帝の強制連行犯罪の無念の犠牲者を再び虐殺する千秋に許されない大罪であり、その罪は何によってもすすげない。

群馬県当局は、今からでも理性と分別を取り戻し、われわれの強制連行被害者と遺族、全ての関係者に心から謝罪すべきであり、追悼碑現状復旧に自ら進んで乗り出すべきであろう。

われわれは、群馬県当局はもちろん、日本が世紀をまたいでわが国とわが人民に働いたあらゆる罪悪に対して最後まで決算するであろう。---