チュチェ113(2024)年 6月 18日 朝鮮中央通信
ロシアと朝鮮民主主義人民共和国:年代をつないでいく
【平壌6月18日発朝鮮中央通信】ロシア連邦大統領のV・プーチン同志は、「ロシアと朝鮮民主主義人民共和国:年代をつないでいく友好と協力の伝統」と題する文を発表した。 V・プーチン同志は文で、朝鮮民主主義人民共和国に対する国家訪問を行う前にわが国家間のパートナーシップの展望とそれが現在の世界において持つ意義について朝鮮と海外の「労働新聞」読者に話したいと述べた。 文は、平等と相互尊重、信頼の原則に基づくロシアと朝鮮民主主義人民共和国の友好と善隣の関係は70年を超え、栄えある歴史的伝統でつづられていると指摘した。 わが人民は日本軍国主義に反対する困難であった共同の闘争に対する追憶を大事にしており、犠牲になった英雄たちに敬意を表していると指摘した。 赤軍の朝鮮解放を記念して1946年に平壌の中心に建てられた牡丹峰の記念碑はまさに、両国人民の戦闘的友誼の象徴となっていると強調した。 ソ連は、世界で初めて創建されて間もない朝鮮民主主義人民共和国を認め、朝鮮と外交関係を樹立したと指摘した。
1949年3月17日、朝鮮民主主義人民共和国の創建者である
1950年―1953年の祖国解放戦争(朝鮮戦争)の厳しい時期も、ソ連は朝鮮民主主義人民共和国の人民に支援の手を差し出し、自主を目指す朝鮮人民の闘いを支持したと指摘した。
2000年に行われた私の平壌訪問とその次の年に行われた朝鮮民主主義人民共和国国防委員会委員長である
その時期に締結された二国間の宣言は、その後のわれわれの創造的かつ多面的なパートナーシップの基本立場と方向を規定した。
朝鮮民主主義人民共和国の現在の指導者である
私は昨年9月、ロシアの「ボストーチヌイ」宇宙発射場で行われたわれわれの対面過程にそれについて再度確信した。 以前のようにこんにち、ロシアと朝鮮民主主義人民共和国は多面的なパートナーシップを積極的に発展させている。 われわれは朝鮮民主主義人民共和国がウクライナで行われているロシアの特殊軍事作戦を揺るぎなく支持し、主要国際問題においてわれわれと連帯を表し、国連舞台で共同路線と立場を守っていることについて高く評価する。 平壌は昨日も今日もわれわれの頼もしい同志、支持者として正義と自主権に対する相互尊重、互いの利益に対する考慮に基づく多極化の世界秩序の樹立を阻害しようとする「西側集団」の欲求を断固と反対する用意がある。 米国は本質上、「2重基準」に基づいた世界的な新植民地主義独裁以外の何物でもない何らかの「ルールに基づく秩序」を世界に強要しようとありとあらゆるあがきをしている。 米国とその追随国は自分らの目的がロシアに「戦略的敗北」を与えるところにあると公然と言っている。 彼らは2014年のキエフでの武装クーデターとその後ドンバス地域での戦争を支持し、つくり上げることで自分らが起こしたウクライナでの紛争を遅延させ、さらに激化させるために全力を尽くしている。 ロシアは、過去も未来も最も複雑な全ての問題に対して平等な対話を行う準備ができている。 私はこれについて先日、モスクワで行われたロシア外交官との対面で再び言及した。 一方、われわれの敵はその反対にネオナチのキエフ当局に金銭と兵器、偵察資料を引き続き提供しており、ロシア領土を打撃するのに西側の近代的兵器と技術装備を利用するよう許し、事実上促している。 しかし、彼らがいくらやっきになって尽力してもロシアを抑止し、孤立させようとする彼らの全ての企図は破たんした。 われわれは、朝鮮の友人が数十年間も続く米国の経済的圧力と挑発、恐喝と軍事的威嚇もものともせず、とても効果的に自分の利益を守り抜いていることについてうれしく思う。 われわれは、朝鮮民主主義人民共和国の人民がどんな力と尊厳、勇敢さをもって自分の自由と自主権、民族的伝統を守って闘うのかを見ている。 ロシアは、昨日も明日も狡猾で危険であり、侵略的な敵との対決において、自主と独創性、発展の道を自ら選択する権利を守る闘いにおいて朝鮮民主主義人民共和国と英雄的な朝鮮人民を支持したし、今後も変わることなく支持するであろう。 われわれは、共同の努力によって二国間の協力をより高い水準に引き上げるであろうし、これはロシアと朝鮮民主主義人民共和国間の互恵的で同等な協力を発展させ、われわれの自主権を強化し、経済貿易関係を深化させ、人道主義分野での連携を発展させ、結果的には両国公民の福利を増進させるのに寄与するものと確信する。
文は、
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