キム・ガンイル国防次官が談話発表

チュチェ113(2024)年 6月 24日 朝鮮中央通信

 

【平壌6月24日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国国防省のキム・ガンイル次官が24日に発表した談話「朝鮮民主主義人民共和国は全ての抑止力示威可能性を開いておいて敵対勢力の挑発的行動を強く糾弾する」の全文は、次の通り。

われわれは今、またもや米国の無謀な選択と行動を目撃している。

去る22日、原子力空母セオドア・ルーズベルト打撃集団が釜山作戦基地に寄港した事実に対して言う言葉である。

米国がなぜ、誰を狙って、この時点に原子力空母を送り込んだかはあまりにも明白である。

朝鮮半島から数万里(朝鮮の十里は日本の一里に相当)離れた地球の反対側から大洋を渡って原子力空母をわれわれの門前に送り込んだのは、決して「修理・整備」や韓米同盟を「祝う」ためのものではないであろう。

悪意の敵対感と疑心を先天の病として持っている米国とその手先の群れは最近、友好的な主権国家間の正常な関係発展に癲癇(てんかん)重積症状を見せながら苔生(む)した舌で悪態を吐き、またもや危険な誇示性行動をしている。

去る6月5日に行われた米戦略爆撃機B1Bの精密誘導爆弾投下訓練、10日の韓米「核協議グループ」会議で検討された「核戦略計画および運用に関する指針」、17日から20日まで強行された米国と韓国の特殊連合空中訓練も地域情勢が果たして何の原因によって激化しているかをよく見せる断片的な実例である。

米韓がわれわれの前で武力示威劇に執着しているのは、極めて危険ないたずらであり、冒険である。

朝鮮民主主義人民共和国は、極悪な対決狂信者である米国と韓国の挑発的な試みに対して圧倒的で新たな全ての抑止力示威可能性を完全に開いておいて最も強力な修辞的表現で重大に糾弾する。

米韓は即時、危険な試みを諦めて自重すべきであろう。(記事全文)

 

[Korea Info]

 

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