アジア太平洋地域の新たな安全保障上の危機として固着した米日韓の「3位1体」性の脅威

2026年 8月 4日 朝鮮中央通信

 

【平壌8月4日発朝鮮中央通信】軍事論評員が3日、発表した文「アジア太平洋地域の新たな安全保障上の危機として固着した米日韓の「3位1体」性の脅威」の全文は、次の通り。

地域諸国の安全上の憂慮を露骨に無視し、連合戦争遂行能力の絶え間ない強化によって軍事的優位を確保しようとする米日韓の「3位1体」性の脅威が、よりはっきりと照らし出されている。

最近、米国主導で太平洋上で強行された世界最大規模の多国籍海上合同軍事演習「リムパック」がこれを実証している。

旧ソ連を狙って1971年から「リムパック」合同軍事演習を行ってきた米国が冷戦終息以降、海上安全守護の名目の下で他国の海洋進出を抑止し、地域の覇権を握ることに目的を置いて演習の規模と内容を絶えず拡大してきたことは秘密ではない。

今年も、米国とその追随同盟国は3万余人の兵力と30余隻の水上艦、5隻の潜水艦、190余機の航空機を動員して500件以上の海上訓練と2400件以上の飛行訓練を行った。

しかし、今回の「リムパック」合同軍事演習が国際社会の憂慮をかき立てたのは決して、太平洋戦争当時を彷彿(ほうふつ)させる大規模の兵力と装備が動員されたことだけではない。

地域の主権国家に反対する戦争演習としての「リムパック」の本質と色彩がより一層明白になった現実と、徹底的に米国の覇権戦略の実現に服従、志向されて遂行された日本と韓国の主導的役割である。

1990年から「リムパック」合同軍事演習に参加してきた韓国は、今回初めて参加国の海軍武力を統合指揮する連合海軍構成軍司令官の任務を遂行し、日本は連合機動部隊副司令官の役を受け持った。

これは、実戦の状況を想定して韓国、日本との相互運用性を強化し、この両国により多くの安全保障上の負担を任せてアジア太平洋地域で絶対的な軍事的覇権を握ろうとする米国の戦略的企図をありのまま見せている。

米太平洋艦隊の副司令官が「韓国と日本が受け持った指揮の役割は象徴的なものではなく、実際の作戦遂行のためであった」と公言したのは、世界最大の海上軍事演習である「リムパック」が事実上、米日韓をはじめとする侵略戦争リハーサルであることを立証している。

アジア太平洋地域の最大のホットスポットである朝鮮半島の周辺地域で米国のこのような軍事的指向性は、一層露骨に表現されている。

去る7月だけでも、米国と韓国は双方の空中協同能力を強化する名目の下で連合空中訓練「サンメ」を強行し、朝鮮半島有事の際、米本土と海外軍事基地から韓国への兵站支援を目的とした「連合合同持続支援訓練」を前例のない規模で繰り広げた。

米国は、日本「自衛隊」の統合作戦司令部との指揮統制協力強化を目標として、在日米軍司令部を独自の作戦機能を備えた「統合軍司令部」に改編するための活動を加速化しており、地域諸国を射程圏に置く戦略中距離ミサイル・システム「タイフォン」を日本に展開したことに続けて、韓国にも配備しようとしている。

日本は、「専守防衛」の欺瞞的ベールを完全に脱ぎ捨て、自己の核武装論議を公論化する一方、太平洋上で米国から導入した「トマホーク」長射程巡航ミサイル発射劇を演じ、韓国は周辺諸国の「海上脅威」をうんぬんして原潜の開発を本格化している。

明白に、朝鮮半島とそれを越える所で増大する米国の対決騒動とそれに便乗した日本と韓国の無謀さはすでに、臨界を超えて世界の平和と安全を脅かす戦争同盟の凶悪なざまとして国際社会に迫っている。

米日韓の「3位1体」性の脅威は、アジア太平洋地域の新たな安全保障上の危機に固着している。

新たな水準の脅威に新しい水準の抑止力で対応するのは、わが国家の一貫した情勢統制、危機管理方式である。

アジア太平洋地域での覇権を握ることを目標として地域の安全を破壊し、不安定を促す米国主導の「対決の軸」の出現は当然、警戒され、抑止されなければならない。(記事全文)

 

[Korea Info]

 

Leave a Reply

《웹 우리 동포》후원 안내
カレンダー
2026年8月
« 7月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
最近の記事
年度別