Archive for 7月, 2007

朝鮮学校の国語教育

 「民族教育の優越性」-ひんぱんに聴く言葉だが、最近の取材であらためて実感させられた。ある朝鮮学校附属の幼稚班の取材で衝撃を受けた。「朝鮮新報社の記者先生がいらっしゃいました」と教員が朝鮮語で紹介すると、園児たちは「アンニョンハセヨ」と。続けて「朝鮮新報って何?」「先生なのですか?」と園児たちが朝鮮語で質問しだしたのだ。「よろしくお願いします」と、返したあいさつがあまりにぎこちなく恥ずかしかった。

 この幼稚班では教員から日本語を話すことはほとんどなかった。朝鮮語に続けて日本語を話すということもない。

 教員たちは園児たちの会話能力の高さを「普通」だという。大切なのは、周りの大人や上級生が意識的に朝鮮語を使い、毎日繰り返す行動と言葉を結び付けてあげること。授業やお遊戯が朝鮮語で行われることは決定的だ。

 このように朝鮮学校における一般的な言語教育(習得)法を「イマージョン教育」(没入法)というそうだ。つまり、当該言語の環境下で他教科を学び生活するなどして言語を習得させる方法だ。

 「イマージョン教育」は1960年代にカナダで始まったとされている。だが、それよりも以前から朝鮮学校では自然な形で行われてきた。

 朝鮮学校で調査研究したある日本の大学教授は、「大学教育までイマージョンを継続し、2世3世教員を輩出して全国に供給している朝鮮学校の実践は世界的にも貴重な成功例のひとつ。バイリンガル教育の研究者にとって知識の宝庫」と高く評価している。(泰)

[朝鮮新報 2007.7.9]

朝鮮大使が国連事務総長に手紙 在日朝鮮人弾圧問題を国連総会の議題に

 朴吉淵・国連朝鮮大使は潘基文・国連事務総長に5日付で書簡を送り、在日朝鮮人弾圧をはじめ他民族排他主義に関する問題を国連総会の議題に含めることを求めた。書簡の要旨は次のとおり。

 私は国際法で認められた規範に違反し、在日朝鮮人の民族的権利をじゅうりんする日本当局の策動が、今年に入り到底許すことのできない無謀で悪らつな境地に至っている事実に対して、事務総長の注意を喚起する。

 日本公安当局は、年始から数十回に渡り武装した数百人の警察を動員し、総連本部を70425tanap はじめ総連支部事務所と朝鮮学校を含む多くの総連関連施設と在日朝鮮人の自宅を強制捜査し、在日朝鮮人に暴行を加え逮捕する暴挙を行った。

                                                                                                                                               4月25日、日本警察当局は300余人の
                                                                                                                                              警察隊を動員し朝鮮出版会館内部への
                                                                                                                                                       ファッショ的な強制捜査を行った

 2007年4月25日、日本警察当局は朝鮮出版会館内部へのファッショ的な強制捜査を行った。警察当局は、強制捜査に抗議する同胞を蹴るなどの暴行を加えた。

 日本当局はこればかりか、総連組織を抹殺するための陰険な企図のもと、総連中央会館の土地と建物に対する競売を強行しようとしている。日本当局は整理回収機構(RCC)に指示し、総連が提起した誠意ある合理的な債務解決提案を無視し、極めて差別的で不公正な要求を強要しながら問題解決のための努力を一方的に破たんさせた。

 これは在日朝鮮人の民主主義的民族権利の擁護者である総連の活動拠点自体を物理的に除去し、総連と在日朝鮮人の活動を抹殺しようとする策動で、歴代日本のどの政権も行うことができなかった朝鮮に対する凶悪な主権侵害行為である。

 これとともに日本当局は、報道手段を総動員し、総連のイメージを失墜させる謀略報道を大々的に展開し、日本社会に反朝鮮、反総連敵対意識を狂乱的に鼓吹した。

 その結果、現在、日本各地には関東大震災時の朝鮮人狩りをほうふつさせる殺伐とした恐怖の雰囲気が作り出され、半世紀前、日本反動らが朝連を強制解散させたときのファッショ的狂風が再び吹いている。

 総連は過去、日帝が行った犯罪的な朝鮮人強制連行の直接的な被害者らとその子孫である在日朝鮮人の民主主義的民族権利を擁護するために結成された朝鮮民主主義人民共和国の合法的な海外僑胞組織だ。

 在日朝鮮人組織と在日朝鮮人に対する日本当局の弾圧策動は昨日今日始まったことではない。過去数十年間、総連に対する政治的弾圧と在日朝鮮人に対する民族的差別と虐待、暴行など、日本の人権じゅうりん行為は一日もやんだことはなく、これにより日本は、国連人権機構で憂慮の対象となってきた。

 日本当局の在日朝鮮人差別および他民族抹殺策動は、人種と性別、言語や信仰に関係なく、すべての人の人権と根本的な自由の尊重をうたった国連憲章第55章をはじめ主要な国際人権法規に違反する極悪な人権差別行為、特大型人権じゅうりん行為だ。

 朝鮮民主主義人民共和国は日本が過去、朝鮮をはじめアジア各国を侵略し、数千万の無辜の人々を虐殺したのに、自らの罪を認めるどころか美化粉飾している日本の非人間的な行為についてこれ以上黙認できない。

 私は、日本の在日朝鮮人弾圧策動などの他民族排他主義に警鐘を鳴らすため、「現代型の外国人嫌悪」という案件を第61回国連総会の議題に加えること、この手紙を国連総会と安保理事会の公式文書として配布することを要請する。

[朝鮮新報 2007.7.11]

〈おはなしのチュモニ〉 パッパッ パガヂ

 昔、あるところに、おじいさんとおばあさんが暮していたんだけど、ある日のこと、夜中に泥棒に入られたんだって。泥棒がそろりそろり家の中に入ってきて、あちこちうかがいながら、縁側にあがってきたんだ。ところが床が古くてみしみし音がするのさ。部屋の中で寝ていたおばあさんがその物音を聞きつけて目がさめたんだ。そうして横に寝ているおじいさんを起こしたんだって。

 「これ、おじいさん、外でなんか音がしているのをみると、泥棒が入ったみたいだよ」

 縁側をはっていた泥棒がこの話し声を聞いて、いっぺんに胸がドキンとなったんだよ。それで見つからないようにと、その場でぺちゃっと平べったく伏して息を殺してじっとしていたんだ。ところがさ、部屋の中ではおじいさんが目をさましていうことには、

 「泥棒ってなにが泥棒だ。縁側の下でねずみどもが騒いどるんだろが」

 というんだよ。それでもおばあさんは

 「どうもねずみの鳴き声ではなさそうだったけど?」

 と、さかんにいぶかしがるんだな。泥棒はおじいさんやおばあさんの気持ちが落ち着くようにと、「チュッチュッ、チュッチュッ」とねずみの声を真似たんだ。するとおじいさんが

 「そら見ろ。あれがねずみの鳴き声でなくてなんだね」

 というのだけれど、おばあさんはどうも疑い深くて、

 「おかしいね。ねずみの鳴き声にしてはあまりにも大きいよ」だって。「だったら、猫の鳴き声だろう」

 「猫の鳴き声でもなさそうだよ。そういわずに早く出てみなさいよ」

 と、せかせるんだ。泥棒がじっと聞いていると、そうしていては身動きが取れずじまいで、見つかってしまうからさ、それであわてて「ニャオ、ニャオ」って猫の鳴き声を出したんだ。

 「どうだ、間違いなく猫の鳴き声じゃないか?」

 おじいさんはうまい具合にごまかせるんだが、おばあさんは今度もまただまされないんだな。

 「猫の声にしてはえらく太いよ」

 「猫の声より太ければ、犬のほえ声だろう」

 泥棒は少しでも早くおじいさんとあばあさんが安心して眠れるようにと、今度は「ワンワン」と犬の鳴き声を出したんだって。

 「ほら、見てごらん。犬の鳴き声に間違いないったら」

 「もちろんそうだけれど、わたしが犬の鳴き声がわからないとでもいうの?」
「だったら、子牛の鳴き声だろうに」

 泥棒はあわてて「モウモウ」と子牛の鳴き声を出したんだ。

 「ほら、ごらんよ。子牛の鳴き声じゃないか?」

 「いいえ、子牛の声とも違いますよ」

 「そうかな? じゃ、象の鳴き声かな?」

 おじいさんは眠たくてしかたないで、めんどくさくなって適当にでまかせを言ったのだが、ほんとうのところ泥棒は背中に冷や汗がたらたら流れるしまつなのさ。今度は象の鳴き声を出さねばならない羽目になってしまったが、いったい象の鳴き声を一度なりと聞いたためしがないじゃない。

 「やれやれ、一か八かだ。えらいことに象の奴のために見つかってしまう羽目になったかな」

 泥棒はあわてふためいて、象の鳴き声を出すというのが、まったくのところ、とんでもない声をだしたんだな。

 「ゾゾ、ウウ、ゾゾ、ウウ…」

 といったところが、部屋の中では大騒ぎになったんだからね。

 「まあまあ! あれはなんの鳴き声なんだろうね? あんな鳴き声は、生まれてはじめて聞いたよ。もし、おじいさん。あれが象の鳴き声ですの?」

 ところがおじいさんだって象の鳴き声を聞いたためしがあるわけじゃなし。

 「象の鳴き声がどうか分かるわけがなかろう。『ゾゾ』と鳴いて、『ウウ』と鳴くの見ると、象はあんな鳴き方をするのかな」

 「まあ、おじいさんたら。この村に象でもいて、そういうのかい。気をしっかり持って早く出て見なさいよ」

 「わかったよ。わしが出てみるよ」

 その時になってやっとおじいさんがごそごそと寝床から出てくるんだ。だから泥棒はたまげて逃げ出すんだけれど、あまりにも驚いてどこへ逃げたかというと、台所へ入り込んでしまったのさ。台所にはいってみると隠れるところがない。あちこちうろうろしていると、大きな水がめがみえたんだ。急ぐあまり、そのかめの中に入りこんだのだ。入りはしたんだが、顔を隠すわけにはいかない。水の中に顔まで浸けてしまうと、息がつまって死んでしまうからな。それで顔だけ水の上にすっと突き出して座っていたところ、ちょうどかめの中にパガヂ(瓢箪の実の内部をくりぬいて半分に割ったもの)が1つぷかぷか浮いているんだ。これさいわいとそのパガヂを引きかぶったんだわ。

 おじいさんは縁側に出て、あちこち見廻しても何もないので、台所へ入っていったんだ。

 台所の隅にあるかめをのぞいてみると、パガヂがぽわんと水の上に浮いているんだ。おじいさんがそれをぽんぽんたたきながら、

 「こりゃ何だ? パガヂみたいだし、そうでもないみたいだし」

 というので、泥棒は心がひやひやして急いでまくしたてたのだが、

 「パッパッ、パガッパガッ。パッパッ、パガッパガッ…」

 といったんだわ。するとおじいさんが言うことには、

 「うん、間違いなくパガヂだわい」

 といいながら部屋に入っていったんだってさ。

 訳・韓丘庸(児童文学評論家)

 作者紹介:ソ・ジョンオ(1955~)-慶北生まれ、大邱教育大学卒。創作民話、再話を手掛ける。作品に「ひきがえるの新郎」「虎をつかまえた屋根瓦」など。

-〈出典〉

 「昔話の入っている袋」シリーズ第6巻(1996年、ポリ社刊)に収録。

朝鮮語 翻訳

[朝鮮新報 2007.4.18]

〈이야기주머니〉 박박 바가지

  독자여러분들의 거듭되는 요망에 따라서 문화란에서는 이번호부터 달에 한번 북과 남, 재일동포 작가들이 창작한 민화, 동화, 아동문학 등을 우리 글과 일본글로 소개하는 련재기획《이야기주머니》를 시작한다. 어린이들을 무릎우에 앉혀놓고 이야기주머니를 풀어주는것은 엄마, 아빠일가? 할아버지, 할머니일가? 아니면 고모, 이모, 삼촌일가…?

                                                          ※                    ※                  ※

  옛날 어느곳에 할아버지, 할머니가 살았는데 하루는 밤중에 도둑이 들었어. 도둑이 살금살금 집안에 들어와서 이리저리 살피다가 마루우로 기여올라왔어. 그러니까 마루장이 낡아서 삐그덕삐그덕 소리가 나거든. 방안에서 잠을 자던 할머니가 그 소리를 듣고 잠을 깼어. 그러고는 옆에서 자고있는 할아버지를 깨웠지.

  《여보, 령감. 밖에서 무슨 소리가 나는걸 보니 도둑이 들었나 보우.》

  마루를 기여가던 도둑이 이 소리를 들으니 그만 가슴이 철렁 내려앉지. 그래서 들키지 않으려고 그 자리에 납작 엎드려 숨을 죽이고 가만히 있었어. 그런데 방안에서는 할아버지가 잠을 깨서 하는 말이 《도둑은 무슨 도둑. 마루밑에서 쥐들이 설치는 모양이지.》 하거든. 그래도 할머니는 《아무래도 쥐소리는 아닌것 같았는데…》 하고 자꾸 미심쩍어 한단 말이야. 도둑은 할아버지, 할머니가 어서 마음을 놓으라고 찍찍 찍찍 하고 쥐소리를 냈어. 그러니까 할아버지는 《그것 봐요. 저게 쥐소리가 아니고 뭐야?》 하는데 할머니는 또 미심쩍어서 《이상하다. 쥐소리 치고는 너무 큰걸.》 하지.

  《그럼 고양이 소린게지.》

  그래도 할머니는 《고양이 소리도 아닌데. 그러지 말고 어서 나가보우.》 하고 자꾸 채근을 해. 도둑이 들어보니 이러다가는 꼼짝없이 들키겠거든. 그래서 얼른 《야옹, 야옹》 하고 고양이소리를 냈어.

  《그럼 그렇지. 틀림없는 고양이소리 아니오?》

  할아버지는 잘 속아주는데 할머니는 이번에도 속지를 않네.

  《고양이 소리치고는 너무 굵어요.》

  《고양이보다 소리가 굵으면 개 짖는 소리겠지.》

  도둑은 어서 빨리 할아버지, 할머니가 마음놓고 자라고 이번에는 《멍멍, 멍멍》 하고 개짖는 소리를 냈어.

  《그것 보라지. 개짖는 소리가 틀림없구먼.》

  《아무려면 내가 개짖는 소리를 못알아들을가.》

  《그러면 송아지 소린게지.》

  도둑은 얼른 《음메, 음메》 하고 송아지소리를 냈어.

  《저것 보라니까. 송아지소리 아니오?》

  《아니예요. 송아지소리하고도 달라요.》

  《그래요? 그럼 코끼리소린가?》

  할아버지는 잠도 쏟아지고 귀찮고 해서 아무렇게나 둘러댄것인데 정작 도둑은 등에 식은 땀이 줄줄 흘러. 이번에는 코끼리소리를 내야 할 판국인데 도대체 코끼리소리를 한번이라도 들어봐야 말이지.

  《에그 내 팔자야. 그놈의 코끼리때문에 들키게 생겼구나.》

  도둑은 급한 김에 코끼리소리를 낸다는게 참 말도 안되는 소리를 냈어.

  《코코, 끼리끼리, 코코, 끼리끼리…》

  그랬더니 방안에서는 란리가 났지.

  《에구머니! 저게 무슨 소리야? 내 생전 저런 소리는 처음 들어보네. 여보, 령감. 저게 코끼리소리요?》

  그런데 할아버진들 코끼리소리를 들어본적이 있나.

  《코끼리소린지 아닌지 알게 뭐야. <코코> 하고나서 <끼리끼리>하는걸 보니 코끼리가 저렇게 우는게지.》

  《아이구, 령감. 이 동네에 무슨 코끼리가 있다고 그러시우? 정신 차리고 어서 나가봐요.》

  《알았어요. 내 나가보지.》

  그제서야 할아버지가 부시럭부시럭 자리에서 일어나. 그러니까 도둑은 기겁을 하고 달아나는데 얼마나 놀랐는지 달아난다는게 부엌으로 들어갔어. 부엌으로 들어가보니 어디 숨을데가 있나. 여기저기 헤매다보니 커다란 물항아리가 보이거든. 급한 김에 그 물항아리속에 들어갔어. 들어가긴 갔는데 얼굴은 숨길수가 없거든. 물속에 얼굴까지 집어넣으면 숨이 막혀 죽을테니 말이야. 그래서 얼굴만 물우에 쏙 내놓고 앉아있는데 마침 항아리안에 바가지가 하나 둥둥 떠있지 뭐야. 옳다구나 하고 그 바가지를 뒤집어썼어.

  할아버지는 마루에 나와서 여기저기 둘라봐도 아무것도 없으니까 부엌으로 들어갔어. 부엌구석에 있는 항아리를 들여다보니까 바가지가 달랑 물우에 나와있거든.

  할아버지가 그걸 툭툭 두드려보면서 《이건 뭔고? 바가지 같기도 하고 아닌것 같기도 하고.》 하니까 도둑은 가슴이 섬뜩해서 얼른 주워섬긴다는것이 《박박, 바각 바각, 박박, 바각바각…》 했겠다. 그러니까 할아버지가 하는 말이 《음 틀림없는 바가지로군.》 하면서 도로 들어가더란다.

  작자소개:서정오(1955~)

  경상북도 안동에서 태여남. 대구교육대학 졸업. 옛이야기들려주기와 다시 쓰기(재화)에 힘씀. 작품에 《뚜꺼비신랑》, 《호랑이를 잡은 기와》 외.

  출전(出典)-《옛이야기보따리》 제6권(1996년 보리사발간)에 수록.

일본말 번역
(조선신보 2007/04/18)

〈おはなしのチュモニ〉 石臼

ある見慣れない一人の旅人が慌てふためきながらやってくると、気もそぞろに代官の前に駆け寄るなり、ぱたっと跪いてしくしく泣き出した。

「お代官さま、わたしめの悔しい思いをどうか晴らしてくださいませ。」

代官は驚いてたずねた。

「何があったのじゃ。」

「私の家族、全部の命がかかった財産をそっくりなくしてしまったのでございます。私めは、ヨンアンに住んでいる牛買いをしている者でございますが、今日、この村の市場にまいりまして、牛5頭を百両で売りました。その金の包みを背負って、市場の裏にある居酒屋に行って、庭においてある石臼の上に金の包みを置いて中に入り、酒をいっぱい飲んだのでございます。その時、客は私一人だけでしたのに出てみると、金の包みがなくなっていました。これは居酒屋の主人の仕業に違いありません。お代官さま、どうか取り戻してくださいませ。あの金は、我が家の全財産なのでございます。」

牛買いは傷心しきって言った。

代官はさっそく居酒屋の主(あるじ)を呼んだ。

「おまえが居酒屋の主か?」

「はい、さようでございます。」

「この者がお前の店で酒を飲んだことはあるか?」

「はい、ございます。」

「ならば、この者がお前の店に入ってきたとき、何か担いできたものがあったであろう?」

「はい、何か荷物を担いでおりました。」

「その荷物をどこへ置いたのじゃ?」

「庭にあった石臼の上に置きました。」

「うむ、しっかりと見ておるのう。では、この者がお前の店に酒を飲みに入った後に、誰か側を通った者はいなかったのか?」

「それはよく分かりません。」

「お前が店の主でありながら、知らないとはどういうことだ?」

「私は、通り過ぎた人を見かけませんでした。」

代官は金を盗んだのは明らかなのに、シラを切る居酒屋の主をけしからんと思い、懲らしめる方法を考えていたが、いい策を一つ思いついた。

「ほう、これはまことに不思議なこともあるものじゃ。誰も通らなかったのに金がなくなったとは、それならば、その金は間違いなく石臼が食べたのであろう。」

代官は涼しい顔で言った。

「お代官さま、石臼が金の包みを食べるはずがないでしょう?」

居酒屋の主が思わずひとこと言った。

「持って出た者もいないのに、金がなくなったのだから、その金は間違いなくその石臼が食べたに違いない。石臼のほかに誰が食べるのだ。その石臼を店に置いておけば、これからもお前の店に酒を飲みに入ってくる客の金を、すべて食べてしまうだろう。ところで、お前がその石臼の主なのだから、そういった質の悪い石臼を家に置いた罪で、お前は少々苦労しなければならん。その石臼を背中に背負い、サンジュまで持っていって捨てろ。」

主は、代官の言葉に気が動転してしまった。

「あのような重い石臼は、私一人では背負えませんし、おまけにここから900里(注:朝鮮の一里は400㍍)も離れた遙か遠いサンジュへどうやって運べましょう。それでしたら、わたしがその金を弁償いたしまする。」

「よかろう。ならば石臼をサンジュに捨てるのは止めて、今後、石臼が金を食べないように地面を掘って埋めろ。」

居酒屋の主は、ぐうの音も出ず、家から持ってきた百両を差し出し、泣きながらからしを食べるように、やむを得ず、石臼も埋めて、二度と使えなくなった。

代官は、金を牛買いに返してやり、居酒屋の主には悪い癖が直るまで石臼を掘り出せないようにしたと言うことである。

訳:韓丘庸(児童文学評論家)

作者紹介:パク・ヘヨン、チェ・ミョンナム(編)

〈出展〉:「きみもぼくもハハハ!」(1)シリーズの「ひょうきん者」(01年、朝鮮出版物交流協会刊)に収録。

[朝鮮新報 2007.6.27]

重油第1便納入時点で、核施設稼動中止を検討 朝鮮外務省

  朝鮮外務省スポークスマンは「2.13合意」履行問題に関連し6日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

 マカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア」(BDA)に凍結された資金送金問題が解決されたあと、われわれは「2.13合意」に基づくわれわれの義務を約束した期間と順序よりも繰り上げて履行している。

 われわれに対する金融制裁が解除されてから30日以内にわれわれの核施設の稼動を中止するというのが、6者会談で合意した内容である。

 資金の送金が遅れて「2.13合意」履行の開始が遅延したとはいえ、われわれは失った時間を取り戻すため善意の立場から、資金の送金が完了してからわずか一日後、直ちに国際原子力機関(IAEA)代表団を受け入れることにより核施設稼動中止のプロセスに実際に着手した。

 「2.13合意」によると、同期間に重油5万㌧がわが国に提供されなければならないが、今では8月初めに全量が納入されるものと予見されるという。

 しかし、われわれは6者会談のプロセスを速やかに進ちょくさせるため、重油5万トンの全量が納入される時まで待たず、その10分の1ほどになる第1便が納入される時点で、核施設の稼動を繰り上げて中止する問題まで積極的に検討し、当該の準備を進めている。

 これについては関係側にすでに通知された。

 にもかかわらず、現在一部ではあたかもわれわれが「2.13合意」履行に関連して新たな要求をまた提起するかのようにミスリードする世論を流している。

 これは、「2.13合意」が順調に履行されるのを快く思わない勢力がいまだにしゅん動していることを示している。

 「2.13合意」履行は、「行動対行動」の原則に基づいてわれわれだけでなくすべての6者会談参加国に該当するものである。

 したがって、ほかの参加国も残りの重油95万トン分のエネルギー支援をはじめ各自が担った義務を履行するため、その準備を急ぐべき状況にある。

 ほかの参加国が自分のなすべきことを果たさない状況で、われわれだけが一方的に核施設の稼動を中止するわけにはいかないというのは、「2.13合意」を通じてすでに世界に知られている明白な事実である。

 もし、われわれが核施設の稼動中断措置を取ったあとも約束されている政治的、経済的補償措置が適時に伴わず信頼が崩れる場合、核活動の再開は合法性を帯びることになるであろう。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.7.9]-Korean-

〈이야기주머니〉 《돌절구》

어떤 낯선 길손 하나가 허둥지둥 정신없이 원앞으로 달려와 푹 엎드리더니 흑흑 흐느껴울었다.

《사또님, 소인의 억울한 일을 밝혀주십시오.》

원은 놀라서 물었다.

《무슨 일이냐?》

《온 식솔의 명줄이 달린 재산을 몽땅 잃었소이다. 소인은 연안에 사는 소장사이온데 오늘 이 마을 장에 와서 소 다섯마리를 돈 백냥을 받고 팔았습니다.
그 돈을 가지고가다가 이 장터 뒤골목에 있는 술집에 들어가 돈짐을 그 집마당에 놓여있는 돌절구우에 놓고 들어가 술 한잔을 사먹었습니다. 그때 손님은 저혼자뿐이였는데 나와보니 돈짐이 없어졌습니다. 이것은 술집주인의 작간이 틀림없으니 사또님, 찾아주십시오. 그 돈은 우리 집 전재산이옵니다.》

소장사는 절망에 차서 말하였다.

원은 곧 술집주인을 불렀다.

《네가 술집주인이냐?》

《네, 그렇소이다.》

《이 사람이 너의 집에서 술먹은 일이 있느냐?》

《네, 있습니다.》

《그러면 이 사람이 너의 집에 들어올 때 무엇을 지고온것이 있었지?》

《네, 무엇인지 한짐 지고 들어왔소이다.》

《그것을 져다가 어디다 놓더냐?》

《마당에 놓인 절구통우에 놓았습니다.》

《너 똑똑히 보았구나. 그럼 이 사람이 너의 집에 술먹으러 들어간 후에 누가 지나간 사람이 있었느냐?》

《그건 자세히 모르겠습니다.》

《네가 주인이면서 모른단 말이 웬말이냐?》

《제 눈으로는 지나간 사람을 못봤습니다.》

원은 돈도적이 분명하나 시치미를 뚝 떼는 술집주인이 괘씸하여 혼내여줄 방도를 생각하다가 꾀를 하나 생각해냈다.

《허, 그것 참, 이상한 일이다. 아무도 지나간 사람이 없는데 그 돈이 없어졌다니 그러면 그 돈은 분명 그 절구가 먹었나보다.》

원은 모른척 하며 말했다.

《사또님, 돌절구가 어떻게 돈짐을 먹겠습니까?》

술집주인은 엉겁결에 한마디하였다.

《집어간 사람도 없이 돈이 없어졌으니 절구가 먹었지 누가 먹었겠느냐. 그 절구를 집에 두었다가는 앞으로도 너의 집에 술먹으러 들어오는 사람의 돈은 다 집어먹을것이다. 그런데 네가 그 절구의 주인이니 그런 못된 절구를 집에 둔 죄로 네가 좀 고생을 해야겠다. 그 절구를 네 등으로 져다가 멀리 상주에 가져다 버려라.》

술집주인은 원의 말에 기가 막혔다.

《그렇게 무거운 돌절구를 저혼자 질수도 없거니와 여기서 900리나 되는 멀고 먼 상주로 어떻게 날라갑니까. 차라리 소인이 그 돈을 물겠습니다.》

《오냐, 그렇다면 그 절구를 상주에 버리는것은 그만두고 앞으로도 그 절구가 돈을 집어먹지 못하게 땅을 파고 묻어라.》

술집주인은 꼼짝 못하고 집에서 돈백냥을 져다 바쳤고 울며 겨자먹기로 절구도 더는 쓰지 못하게 되였다. 원은 돈을 소장사에게 돌려주었고 술집주인의 나쁜 버릇이 떨어질 때까지 돌절구도 파내지 못하게 하였다.

〈작자소개〉박혜영, 최명남(편)

〈출전〉《너도 나도 하하하(1)》의 《익살군》(01년 조선출판물교류협회 발간)에 수록.

일본말 번역

(조선신보 2007/06/27 )

総連中央本部会館問題 歴史的経緯ふまえた政治解決を 横掘正一

 朝鮮総連中央本部会館をめぐる「移転登記」事件なるものは、安倍政権がその対朝鮮敵視政策と朝鮮総連解体の攻撃的意図を露骨に表明したものであり、これまで執ように展開してきた朝鮮総連とその傘下団体、民族学校、在日朝鮮人個人などに対する多様な政治弾圧が、中央本部会館の解体攻撃にまで高まったことを示している。

 東京地検特捜部は、当初、朝鮮総連が差し押さえを逃れるために所有権を移したとして、強制執行妨害罪の適用を検討したが、移転登記自体は強制執行妨害や虚偽登記にはあたらないと判断し、立件を諦めた。

 しかしこの時点ですでに、「仮装売買」疑惑を徹底的にキャンペーンすることで、朝鮮総連に対する組織攻撃の意図を貫徹した。

 6月28日、緒方元公安調査庁長官が逮捕された。金を払わないまま所有権を移転したのは詐欺行為だというわけである。

 だが、これは本筋ではない。

 「身内の不始末」を徹底的に追及するポーズを取りながら、整理回収機構(RCC)に圧力をかけ、総連中央本部会館の競売を強行し、その解体を進めようとするのが真の狙いである。

 知人の弁護士は次のように指摘する。「味方になってくれるものに不動産を買ってもらい、債権者の承認を得て、買い手との間で賃貸借契約をして使用を続け、後日に買い戻すという方策は通常の方法であり、とくに問題となることではない。ただ問題は、依頼者が朝鮮総連であったということだ」。

 朝鮮総連中央本部会館は、よく指摘されるように、大使館に相当する。在日朝鮮人の民族的諸権利擁護の中心でもある。この解体を企図する攻撃は、日朝関係の正常化を損なう暴挙であり、南北朝鮮の自主的平和統一を目指す動きにも敵対する行為である。

 近現代における日朝関係史、とりわけ朝鮮侵略と植民地支配、強制連行、「従軍慰安婦」、そして虐殺された数え切れない無辜の朝鮮の民衆。在日朝鮮人という存在が形成された歴史的経緯をふまえるならば、朝鮮総連中央本部会館の問題は、まさに政治的に解決すべき問題であり、日本の金融機関を救済したのと同等の公平な解決がはかられるべきである。

 政府はRCCに対し、話し合いによる解決を指導すべきである。そして、解決の基調は日朝ピョンヤン宣言でもうたったように、日朝関係の正常化、過去の清算に結びつくものでなければならない。

 そのためにも安倍政権は、国際的にも孤立を深めている日本の対朝鮮敵視政策、在日朝鮮人弾圧、民族排外主義を即刻改めるべきである。(日本朝鮮学術教育交流協会事務局長) 

[朝鮮新報 2007.7.6]

「ウリ民族フォーラム07 in 岡山」 同胞社会の「夢」をカタチに

 「ウリ(わが)民族フォーラム2007 in 岡山」(主催=同実行委員会)が2日、岡山衛生 会館(三木記念ホール)で行われた。今回で12回目となるフォーラムには、中央と各県の青商会会長をはじめとする役員と会員、岡山をはじめとする各地の同胞ら約650人が参加した。「同胞社会の『夢』をカタチに」をテーマに行われたフォーラムでは、朝・日の青年らによるオープニングや地元岡山青商会メンバーによる合唱、青商会の元メンバーらによるトークショー、青商会として今後取り組むべき企画をプレゼンする「ミレ(未来)プロジェクト2007」などのほか、岡山朝鮮初中級学校の生徒らによるコンサートなどが行われた。Chongsang_01

                                                                                                                                                                                         各地から集まった会員ら

 4人がプレゼン

   今回のフォーラムの目玉は、「ミレプロジェクト2007」。

 青商会中央アドバイザーである金舜植弁護士、姜志成・岡山県青商会常任幹事、李忠烈・茨城県青商会会長、金世鎮・京都府青商会幹事長の4人が出演し、プレゼンを行った。

 同胞弁護士育成基金の設立について語った金舜植弁護士は、各地域で豊かな同胞社会を再構築していくことが青商会の役割だと指摘。実質的な勝訴といえる和解を勝ち取った「枝川裁判」が示すように、「運動のプロ」としての真の同胞弁護士をより多く育てなくてはならないと強調した。そして、朝鮮大学校で弁護士を目指す生徒らを支援するために基金を設立しようと訴えた。

岡山初中の生徒らによるコンサート
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ネットワークの力で新たな全盛期を切り開くことについて語った姜志成幹事は、同胞社会の未来を担っていく子どもたちが学ぶ朝鮮学校が、日本当局による弾圧や同胞数の減少と少子化などにより存亡の危機に立たされていると述べながら、各地の青商会で行っている朝鮮学校支援事業を一つにまとめ、すべての朝鮮学校の新入生に制服を贈呈しようというプロジェクトを打ち出した。

 青商会によるビジネススクール開設の必要性を訴えた李忠烈会長は、在日同胞には1世から受け継いだ起業精神と豊かな人的ネットワークという企業家にとってとても有利な要素を持っているものの、ビジネススキルが足りないのがネックになっていると指摘。徹底的に実践に即した内容を基本にスキルを身につければ、多くの在日同胞に新たなビジネスステージを提供することができると強調した。

 スポーツ分野におけるコリア共同応援グッズの製作について述べた金世鎮幹事長は、6.15統一時代を迎えた今、北と南の和解、統一へと向けた動きはとくにスポーツ分野で加速化していると述べながら、「ウリ」という共通項に基づき、北と南、海外のすべての同胞がオリンピックをはじめとする国際大会で、青商会で製作した同じグッズで選手たちを応援することにより、統一の雰囲気をさらに高めようと訴えた。

 4人のプレゼンは、会場および審査員の厳正なる審査の結果、すべてが最優秀賞を授与された。Chongsang_03

                                                                                                                                                                                フォーラムの目玉企画
                                                                                                                                                                            「ミレプロジェクト2007」

 「これをスタートに」

  フォーラムでは、青商会の結成と発展のために尽力した李長五・商工連合会国際事業部長、李英一・広島地域商工会理事長、鄭致元・青商会中央直前会長らが出演したトークショーも行われた。

 出演者らは、「12年の活動を通じて青商会は大きく進化したが、まだ完成ではない。これからも完成に向けてがんばってほしい」(李長五氏)、「青商会は、私に在日朝鮮人としての正しい生き方を教えてくれた。現役世代も、青商会の活動を通じて在日朝鮮人としての魂を学んでほしい」(李英一氏)、「置かれた環境に合わせて、常に変化するのが青商会の形。先代のやってきたことを2倍やればいいというわけではなく、常に思考して同胞 社会の主役、主力として先頭に立ってほしい」(鄭致元氏)と後輩にエールを送った。

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〝先輩〟から熱いエールも送られた

 フォーラムの第2部で行われた岡山初中の生徒らによるコンサートには、会場から温かい拍手が送られた。

 親元を離れ、同校の寄宿舎「ピンナラ寮」で暮らす生徒たちによる朗読、舞踊部の華麗な舞台、全校生徒と園児らによる合唱など、母校を愛し立派な朝鮮人になるという生徒たちの思いが表現された公演に、参加者らは目に涙をためながら感慨深げに見入っていた。

 フォーラムのエンディングでは、久しぶりにプレートの受け渡しが行われ、来年の開催地に千葉が決定した。

 実行委員長の金三龍・県青商会副会長兼地域青商会会長は、「準備期間が少ないなか、実行委員たちが仕事も犠牲にして、それこそ24時間、フォーラムの準備のために奔走してくれたこともあり、本番があまりにも早く終わってしまったようでとても惜しい。しかし、準備を通じて青商会メンバーの熱というか、思いが一つになったことは大きな成果。フォーラムをスタートに、これからも地域で青商会が活躍できるよう会員ともどもがんばっていきたい」と感想を述べた。(李松鶴記者)

[朝鮮新報 2007.7.6]

조선 외무성 대변인 2.13합의리행문제 언급

  (평양 7월 6일발 조선중앙통신)조선민주주의인민공화국 외무성대변인은 2.13합의리행문제와 관련하여 6일 조선중앙통신사 기자가 제기한 질문에 다음과 같이 대답하였다.

  마카오아시아델타은행에 동결되였던 자금송금문제가 해결된 후 우리는 2.13합의에 따르는 우리의 의무를 약속된 기간과 순서보다 앞당겨 리행하고있다.

  우리에 대한 금융제재가 해제된후 30일내에 우리 핵시설의 가동을 중지한다는것이 6자회담에서 합의된 내용이다.

  비록 자금송금이 지체되여 2.13합의리행의 시작이 지연되였지만 우리는 잃은 시간을 봉창하기 위한 선의의 립장에서 자금송금이 완료된지 단 하루만에 즉시 국제원자력기구대표단을 받아들임으로써 핵시설가동중지과정에 실제적으로 착수하였다.

  2.13합의에 의하면 같은 기간에 중유 5만이 우리 나라에 제공되여야 하는데 현재로서는 8월초에나 다 들어올것으로 예견되여있다고 한다.

  그러나 우리는 6자회담과정을 빨리 진척시키기 위하여 중유 5만전량이 들어올 때까지 기다리지 않고 그의 10분의 1가량되는 첫배분이 들어오는 시점에서 핵시설가동을 앞당겨 중지하는 문제까지 적극 검토하고 해당한 준비를 하고있다.

  이에 대하여서는 유관측들에 이미 통지되였다.

  그럼에도 불구하고 지금 일부에서는 마치 우리가 2.13합의리행과 관련하여 새로운 요구를 또 제기하는것처럼 사실을 오도하는 여론을 내돌리고있다.

  이것은 2.13합의가 순조롭게 리행되여나가는것을 달가와하지 않는 세력이 아직도 준동하고있다는것을 보여준다.

  2.13합의리행은 행동 대 행동원칙에 따라 우리 혼자만이 아니라 모든 6자회담 참가국들에 해당되는것이다.

  따라서 다른 참가국들도 나머지 중유 95만분의 에네르기지원을 비롯하여 자기들이 지닌 의무를 리행하기 위하여 그 준비를 서둘러야 할 형편에 있다.

  다른 참가국들이 자기 할바를 다하지 않는 조건에서 우리만 일방적으로 핵시설가동을 중지하고있을수 없다는것은 2.13문건을 통하여 이미 세상에 다 알려져있는 명백한 사실이다.

  만일 우리가 핵시설의 가동중단조치를 취한후에도 약속된 정치경제적보상조치들이 제때에 따라서지 못하여 신뢰가 허물어지는 경우 핵활동의 재개는 합법성을 띠게 될것이다.(끝)-Japanese-

最近、朝鮮西海海上の緊張が高まっている

「西海軍事衝突危機の根源」

 最近、朝鮮西海海上の緊張が高まっている。朝鮮人民軍海軍司令部は5月初めから南朝鮮軍の侵犯行為が、「新たな第3の西海海戦に、ひいては海戦の範囲を超える、さらに大きな戦争に拡大しかねない危険な火種になっている」(6月21日、代弁人談話)と指摘した。西海上での軍事衝突の危機が解消されない根本的な原因は、北南双方が互いに違う海上軍事境界線を主張していることにある。6月25日付労働新聞に掲載された軍事評論員の記事は、南朝鮮が主張する「北方限界線」(NLL)の真相とそれに対する朝鮮側Kunsafedam705 の原則的立場を再び明らかにした。要旨は次のとおり。

                                                                                                                                                 今年5月に行われた第5回北南将官級
                                                                                                                                                           軍事会談 [写真=聯合ニュース]

 最近、朝鮮西海海上に再び生じている緊張した情勢は、危険ラインを超えている。

 過去に起きた二度の西海交戦から教訓をくみ取るどころか、南朝鮮海軍艦艇の北側領海侵犯行為は6月中旬に至って、単純な挑発ではない侵犯水域に対する強盗さながらの維持策動に転換されつつある。

 無分別に続くこのような海上侵犯行為は、「北方限界線」を「固守」し「維持」するという当局の政略的企図を実現する凶計から、南朝鮮の好戦勢力が朝鮮西海海上に艦船力量を増強して陸海空軍部隊の即応臨戦態勢を維持し、現地司令官に発砲権まで付与した状態で行われていることにより、事態の深刻さを倍増させている。

 民族の頭上にまたしても戦争の暗雲が漂っているこの時刻、われわれは対決と衝突の危険な火種を抱いている「北方限界線」の真相と、これに対するわれわれの原則的立場を再度明らかにする。

1、不法の幽霊線

 「北方限界線」は、「国連軍」の帽子を被って南朝鮮を占領した米軍がわれわれの神聖な領海に勝手に引いた強盗さながらの界線である。

 1953年7月の朝鮮停戦協定は、朝鮮東海海上と地上における軍事境界線は規定したが、西海海上軍事境界線だけは画定されない状態にしておいた。

 当時、「停戦決死反対」のスローガンを掲げて「単独北進」を夢見ていた李承晩は、境界線のない西海海上を通じて北侵戦争を続けようとした。

 朝鮮戦争で類例のない惨敗を喫して疲弊していた米軍は、李承晩の無分別な「単独北進」企図とそれによって再発しかねない戦争を防ぐ一方、朝鮮へ向かう南朝鮮漁民の道を遮断する目的で、当時の「国連軍」司令官クラークをして朝鮮西海海上に「北方限界線」、別名「クラーク線」という遮断界線を画定するようにした。

 「北方限界線」は、このように米国の独善的な利害関係によって米軍司令官が一方的に引いた「最終越北遮断界線」「越線禁止限界線」であった。

 南朝鮮当局はこのような「北方限界線」を50余年が経ったこんにちになって、西海海上境界線に変身させようとありとあらゆる術策を弄している。

 われわれが「北方限界線」を不法、無法の幽霊線であるというのは、第1に、それが双方間に何の合意もなしに設定された一方的な境界線だからである。

 複雑な水域での境界線は当然、双方間の原則的な合意を経て公正に画定すべきである。

 とくに、わが国のように不安定な停戦状態が続いている朝鮮西海での海上境界線問題はさらにそうである。

 「北方限界線」が一方的に画定された幽霊線であるということについては、90年代に板門店で開かれた朝米軍部の将官級会談の際、米軍側も公式に認めたことがある。

 第2に、「北方限界線」が朝鮮停戦協定の要求にも反する境界線だからである。

 朝鮮西海での海上境界線問題は当然、停戦協定に基づいて解決されなければならない。

 それは、この問題があくまでも朝鮮戦争によって生じ、したがってこれに関する解決方途もやはり、戦争を技術的に中断するように規定した停戦協定の要求に即して求めなければならないからである。

 南朝鮮当局は、停戦協定の調印当事者ではないが、戦争参加者として当然、この協定を徹底的に遵守し、履行しなければならない。

 第3に、「北方限界線」が国際的に公認されている海洋法の要求にも反するからである。

 とくに、相手側の12マイル領海権尊重問題はもっとも核心的な要求となっている。

 米軍も一時、自国で開かれた国連海洋法会議の参加者に朝鮮地図を配布しながら、そこに朝鮮西海の北南「仮想境界線」を国際海洋法が規定した等距離原則に基づいて「北方限界線」よりはるかに南方に表記したことがある。

 「北方限界線」は、国際的に公認されたこのような海洋法条約のどの原則と要求にも、南朝鮮当局がつくった「海洋法」にも甚だしく反する不法、無法の幽霊線である。

2、通用しない詭弁

 「北方限界線」がこの50余年間、誰かの黙認のもとに維持されてきた海上界線であり、その南の水域もやはり自分たちが伝統的に管轄してきた水域であるというのが南朝鮮当局の主張である。

 80年代には、われわれが熱い同胞愛と人道的立場から水害救護物資を南側に引き渡したあと、その時に定めた双方海上対面地点をわれわれが「北方限界線」を認めたという根拠にしようと騒ぎ立てた。

 その一方で、60年代に行われた軍事停戦委員会会議で、あたかもわれわれが「北方限界線」を認める発言をしたかのように、70年代に双方飛行通報区域の西海界線を調整する時には、双方が「北方限界線」を基準にしたかのようなデマを流布したりした。

 最近では、90年代北南間の不可侵に関する合意も我田引水して解釈し、それを「北方限界線」を正当化するのに利用しようと愚かに画策している。

 周知のように、不可侵に関する北南付属合意書の第3章第10条は、西海海上に明白な海上境界線がないという共同の認識を前提に、それを今後、協議して正確に画定していこうという約束を盛り込んだ条項である。

 南朝鮮当局のこのような行動は、米国の要求に無条件追従しながら6.15統一時代を逆戻りさせ、北南関係をまたしても悪化させようとする政略的な企図を実現するところにその目的がある。

 それはまた、朝鮮半島の平和体制樹立問題が日程に上がったこんにち、西海海上不可侵境界線を画定することにした北南合意にも関わらず、不法、無法の幽霊線である「北方限界線」を何としても固守しようとする無分別な悪巧みとも関連する。

3、民族の確固たる意志

 「北方限界線」に対する立場は、朝鮮西海で平和を願うか否かを分かつ試金石であると言える。

 今後、再び西海海上で武力衝突が起これば、それは過去の西海交戦とは比べようもないたたかいとなり、地上と空中を含む全面戦に拡大してわが民族の生死はもちろん、世界の平和も重大に脅かすことになるであろう。

 軍事的見地から見れば、朝鮮西海にはすでに双方の軍事的衝突の序幕が開かれた状態にあると評することができる。

 事態の深刻さに備えてわが軍隊と人民は、これまで強い忍耐と雅量をもって取りえるすべての措置をすべて講じてきた。

 それには、双方の軍当局が主体となって西海海上での衝突防止問題を根源的に一日も早く解決する提案もあり、これまでわれわれが行った主張が正当ではあるが、それをも含めて双方のすべての主張を共に大胆に放棄し、「ゼロ」の状態から新たな西海海上境界線を画定しようという提案もある。また、公正さを期するため、すでに遂げられた北南合意と停戦協定、国際的に公認されている法律的要求を基礎に西海海上衝突問題を取り扱おうという提案もある。

 しかし、南朝鮮当局は、衝突の根源除去問題は軍事的信頼が先に築かれなくてはならないと反対しており、公正な西海海上境界線画定提案は時期尚早であるだの、それを扱うところが別にあるだの、何だのとして背を向けている。

 わが軍隊と人民は、われわれの神聖な海に侵入して意のままに振る舞う南朝鮮海軍艦艇の無謀な行為と、それを後ろで操っている南朝鮮軍当局の行為を決して傍観しないであろう。

 南朝鮮当局は、わが海軍の忍耐とたび重なる警告が正義の怒りとなって爆発し、断固たる行動へ移らないよう熟考すべきである。

 朝鮮西海にはもっぱら公正な海上境界線だけがあるべきである。

 「北方限界線」を排撃するわが民族の確固たる意志には、いささかの揺るぎもない。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.7.4]

「南北コリアと日本のともだち展」 8月下旬には平壌で

今年のテーマは「私のたいせつな人」

 子どもたちの絵を通して「21世紀を平和の世紀にしたい」との願いから、2001年に始Picture_01 まった「南北コリアと日本のともだち展」が、今年も6月28日から7月4日まで、東京都渋谷区の東京都児童会館で開かれ、朝鮮から30点、南朝鮮から30点、日本から80点(朝鮮学校の40点を含む)が展示された。

 今年のテーマは「私のたいせつな人」。                                     絵画展を観る子どもたち

 画用紙には、家族、友人、先生、いっしょに暮らしている動物や思い出の品など、子どもたちが日頃大切に思っている人や物が描かれた。

 また1日には、南朝鮮からNGO「南北オリニ オッケドンム」の9人の子どもたちを招き、Picture_02 日本と在日コリアン、南朝鮮児童ら50人による「こどもワークショップ」も催された。

ワークショップでは○×クイズも

 ワークショップでは、朝鮮半島や日本に関する4択クイズやグループ対抗○×クイズ、風船わたしゲーム、ビデオレターの紹介、よさこいアリラン、マイムマイムなどが行われ、子どもたちの顔に笑みがこぼれた。

 「オッケドンム」の子どもたちは、2日には台東区千束小学校と東京朝鮮第1初中級学校を訪問し、ホームステイ。交流を通じて平和の大切さを学んだ。

 絵画展はこの後、8月下旬に平壌、9月中旬にソウルへと続く予定だ。

 金珠愛さん(初6、東京第5)は、「(以前)平壌展に参加したウリハッキョのお姉さんやお兄さんたちから話を聞きました。私も絵を送ってくれた、平壌の子どもたちと仲良く遊んだり話したりしてみたい。私たちの絵を持って平壌に行くのをとても楽しみにしています」と話した。

[朝鮮新報 2007.7.4]

– 朝鮮民主主義人民共和国外務省スポークスマン声明 –

 最近の安倍一味の総聯弾圧策動は、決して容認できない最も無謀で悪辣なものとなっている。

 朝鮮人に対する敵意が骨の髄まで染み込んだ祖先からの国粋主義と民族排他的な気質を受け継いだ安倍は、反共和国敵対意識を鼓吹し、首相の座について以来、反共和国、反総聯騒動を段階的に高めてきた。

 昨年から今年、総聯施設と同胞たちに対する強制捜索と暴行、逮捕など、野獣的暴挙を引き続き行ってきた安倍一味は、今や整理回収機構を利用し、総聯中央会館の土地と建物に対する強制競売まで行おうとしている。

 彼らは整理回収機構に指示し、総聯が提起した誠意ある合理的な債務解決提案を最後まで無視し、極めて差別的で不公正な要求を突きつけながら、問題解決のための努力を一方的に破綻させた。

 これは在日朝鮮人の民主主義的民族権利の擁護者である総聯の活動拠点を物理的に除去し、総聯と在日朝鮮人の活動を抹殺しようとする策動であり、歴代日本のどの政権も、到底思いつくこともなかったわが共和国に対する凶悪な主権侵害行為である。

 総聯は、過去日本帝国主義が犯した犯罪的な朝鮮人強制連行の直接的な被害者とその子孫である在日朝鮮人の民主主義的民族権利を擁護するために結成されたわが共和国の合法的な海外同胞組織である。

 総聯が結成された歴史的背景や、安倍一族が先祖代々朝鮮民族に対して犯した罪を見ても、日本当局は当然、総聯を保護しその活動を保障すべき、不可避的な法的、道義的責任を負っている。

 にもかかわらず、安倍一味が総聯弾圧に狂奔するにとどまらず総聯の建物と土地までも奪い取ろうとしているのは、金融制裁におとらないわが共和国の自主権に対する乱暴な侵害行為である。

 いま、日本当局が総聯建物を無理矢理奪い取ろうとする策動を「債権回収に関する経済問題」だといくら宣伝しても、この騒動は、徹頭徹尾自らの政治的野心を実現するための安倍の計画的な謀略と直接的な指示によるものである。

 7月末に行われる参議院選挙を目前に、自らの支持率が落ち続けていることに不安を抱いた安倍は、「拉致問題」における自らの無理な主張が通じなくなるや、総聯の建物を無理矢理奪い取ることで、朝・日関係を最悪の状態に陥らせ、6者会談の進展を妨害しようと理性を失いあわてふためいている。

 朝鮮半島非核化のための6者会談の進展に冷や水を浴びせている日本の思惑は結局、問題解決を先延ばしし、自国の軍国化を実現するまで、その口実を維持しようというものである。

 安倍一味が6者会談の場においては一言半句もできず背を向けて、何の罪もない総聯を悪辣に弾圧しているのはあまりにも拙劣なものである。

 このように不純な意図をもって卑劣に振舞う日本が、6者会談に今なお参加し続けなければならないのかとわれわれは深く憂慮せざるを得ない。

 われわれは、安倍一味の横暴非道な総聯弾圧を絶対に傍観しないであろうし、われられ当該部門において必要な措置を取ることになるであろう。

   チュチェ96 ( 2007 ) 年 7 月 1日 

〈투고〉 선군조선의 기상

  올해 3지공동사설이 발표된지 40여일이 지나갔다. 인터네트로 조국의 보도, 사론설, 정론 등을 보느라면 공동사설관철에 떨쳐나선 조국인민들의 숨결이 뜨겁게 안겨오며 선군조선이 분명 새로운 력사적단계, 일대번영의 시대에 들어서고있음을 실감하게 된다.

 전환의 동인

  베를린에서 조미간의 직접대화와 《합의》가 이루어진데 이어 세계가 주시하는 가운데 베이징에서 3단계 5차 6자회담이 열렸다. 조미관계가 이미 력사적전환기에 들어섰다는것을 알수 있다. 무엇보다도 6자회담을 주도한 조선대표의 위풍당당한 모습은 선군조선의 기상그대로였다. 조선은 미국에 적대시정책을 포기하라고 정정당당하게 주장하며 밀어붙였다. 이를테면 미국은 《호미난방》의 꼴이다.

  작은 나라 조선이 도대체 어떻게 되여 《유일초대국》뿐만아니라 그 추종세력까지 대상으로 하는 외교전에서 련전련승할수 있는것일가. 이른바 《전문가》들이 조선반도정세를 이래저래 분석하고 저마다 《견해》를 내놓지만 오류를 범하기가 일쑤다. 자기 머리로 사고하는것이 아니라 조선을 미국의 심리전, 모략전의 색안경을 끼고 보며 판단하는 버릇이 몸에 단단히 배였으니 정세전망을 오판할수밖에 없다. 조선을 있는 그대로 보면 그런 실수는 피할수 있을것이다.

  조미관계가 력사적전환의 시기에 들어서게 된것은 한마디로 조선의 힘, 국력의 종래없는 장성과 관련된다. 그 국력이란 선군령도로 가장 준엄한 시련속에서 굳건히 다져진 혁명의 주체, 선군령장을 중심으로 한 전당, 전군, 전민의 일심단결의 힘이다. 100여년전에 그러한 국력이 없어 남의 나라에 통째로 먹히우던 조선이 오늘은 정치, 사상강국 그리고 핵억제력까지 겸비한 군사강국으로 솟아올랐다. 그 막강한 힘이 있어 6자회담도 조선을 축으로 돌아가는것이다. 반세기이상 조선을 제재와 봉쇄, 온갖 위협공갈로 고립압살하려고 미쳐날뛰던 유일핵초대국의 대조선전략이 만신창이가 되여 파산되여가고있는 오늘의 현실은 다름아닌 조선의 선군정치에 그 근본동인이 있는듯 싶다.

 《태천의 기상》

  한편 국내의 변화도 괄목할만하다. 새해에 들어 공동사설관철과정에 온 나라에 새로 일반화되여가고있는 투쟁정신, 일본새가 전해지고있다. 《태천의 기상》이 그것이다. 김정일장군님께서는 얼마전에 새로 건설된 태천4호청년발전소를 현지지도하시면서 선군시대와 더불어 력사에 길이 빛날 또 하나의 위대한 창조물을 일떠세운 청년건설자들의 영웅적위훈을 높이 평가하시고 이 정신, 이 본때를 두고 《태천의 기상》이라고 부르시였다.

  《태천의 기상》이란 주석님의 유훈과 장군님의 높은 뜻을 기어이 실현하려는 완강한 투쟁정신, 그 어떤 난관과 시련도 자체의 힘으로 뚫고나가는 자력갱생의 투쟁기풍과 일본새, 원대한 포부와 래일에 대한 희망에 넘친 락천적인 생활기풍을 일컫는 말이라고 한다.

  2005년의 선군혁명총진군대회로부터 2년만에 선군혁명선구자대회(5~6일)가 평양에서 열리였다. 대회는 장군님의 령도밑에 인민군대와 인민이 선군혁명총진군을 벌려 혁명과 건설에서 이룩한 위대한 승리와 성과를 긍지높이 총화하고 강성대국건설위업을 전면적으로 완성하기 위한 총진격의 포성을 울리는 력사적인 회합이였다. 대회는 전후 재더미우에서 천리마대고조를 일으켰던 그 정신, 《태천의 기상》으로 선군혁명총진군에 더욱 박차를 가하여 조국땅우에 일대 번영의 새 년대를 펼쳐나갈것을 호소하였다. 선군령장이 안겨준 새로운 비약의 기상으로 더 빨리, 더 높이 비약하여 승리하자는 시대정신이 공동사설관철에 떨쳐나선 온 나라에 차넘치고있는것이다.

  조선의 총진군은 곧 그를 막아보려는 적들과의 대결전이다. 조선에 대한 미제국주의와 그 추종세력들의 끊임없는 도전과 방해책동이 계속되는 속에서 조선이 강성번영을 이룩하려면 제힘을 믿고 자력갱생하는 외에 《묘술》이 없다는것이 조선의 의지이며 각오이다. 장군님께서 총진군의 선두에 서계시고 위대한 지도사상과 불패의 일심단결에 강력한 핵억제력까지 갖춘 든든한 국력이 있기에 조미대결전도 강성대국건설도 최후승리는 확정적이라고 본다.  (김형근 도꾜도 거주)

(조선신보 2007/02/15 13:33:00)
 

〈論調〉 防衛省昇格発言 安倍首相を非難

 最近、米誌「ニューズウィーク」とのインタビューで彼(安倍首相)は防衛庁の省昇格に触れ、それが日本の「民主主義の成熟」と「文民統制(シビリアンコントロール)」への自信を表すものなどと横柄な口をきいた。

 防衛庁の省への移行が民主主義とは縁もゆかりもないというのは、幼子でも十分判断できることである。

 日本が防衛庁を省に昇格させたのは、民主主義をいっそう開花させるためではなかった。日本の反動層が防衛庁の省昇格を行ったのは、軍国主義海外膨張野望の実現と直接的に関連している。

 防衛庁が省に昇格して防衛相により多くの軍事的権限が付与されたことにより、日本社会の軍国化、ファッショ化がいっそう促進するようになった。

 結局、事実のまま言えば、防衛庁の省昇格以降、日本では民主主義がいっそう抹殺されている状況である。にもかかわらず、一国の首相なる者が「民主主義」や「文民統制」について云々するのは、黒を白と言い張る途方もない行為である。

 日本の反動層は最近、米国の対アジア戦略に便乗して日米同盟を強化し、軍国主義海外膨張政策を急速に推し進めていることにより、アジア諸国から相当にらまれており、そのイメージがひどく損なわれている。

 民主主義とはあまりにもかけ離れた現象を強引に結び付ける日本の反動層の行為は、逆に人々の嘲笑を誘っている。日本がいくら腹黒い下心を隠ぺいしようと努力しても、米国の戦争下手人、手先としての正体を隠すことはできない。(民主朝鮮6月20日付)

[朝鮮新報 2007.6.29]

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