尹錫悦かいらいの犯罪的正体と悲惨な運命を全世界に暴露する白書発表 対敵研究院

2024年 11月 3日 朝鮮中央通信

 

【平壌11月3日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国国防省のスポークスマンは10月27日、大韓民国発の無人機による重大な主権侵害挑発事件の最終調査結果を発表し、これによって特大型の犯罪者の謀略的正体がいささかも弁解する余地もなく全世界にさらけ出された。

今回の重大主権侵害挑発行為は、対内外政策の総破綻(はたん)によって招かれた最悪の執権危機を朝鮮半島での衝撃的な事件挑発で免れ、罪多き余命を救ってみようとする尹錫悦一味の断末魔のあがきの所産である。

対敵研究院は、滅亡のどん底から脱しようと罪悪の上に罪悪を上塗りする天下にまれな尹錫悦かいらいの犯罪的正体と悲惨な運命を暴露するために2日、白書を発表した。

白書は、「尹ジェナン(災難)」が大韓民国を核のいけにえにつくったと主張した。

尹錫悦かいらいのこれまでの執権2年半は、韓国を丸ごと核戦争のいけにえにつくる「死の賭博」の連続であった。

敵対意識に狂った尹錫悦かいらいが毎年「6・25戦争記念日」と「国軍の日」をはじめとする各種の契機に繰り広げた安保行事と全軍主要指揮官会議、中央統合防衛会議のような安保関連会議で吐いた「大量膺懲(ようちょう)報復」「戦争を辞さない」「戦争拡大の覚悟」「圧倒的戦争の準備」「政権終焉(しゅうえん)」の妄言は、熱した火薬庫にまき散らした危険極まりない火種であった。

朝鮮半島平和保障の最後の安全装置であった9・19軍事分野合意を「北にのみ有利な一方的利敵合意」と悪辣(あくらつ)に誹謗したあげく自ら破棄することで、情勢を予測不可能な局面へ追い込んだ者が尹錫悦かいらいである。

尹錫悦かいらいは、昨年4月に米国の主人と核戦争宣言である「ワシントン宣言」をつくり上げ、韓米同盟を核基盤同盟に更新し、韓米核協議グループと「朝鮮半島核作戦指針」を本格的に施行するなど、核戦争の入り口に向かってヒステリックに疾走した。

尹錫悦かいらいは、米日韓3角軍事同盟の構築に執着することにも満足せず、大陸遠くのNATOとの軍事的結託に熱を上げ、かいらい韓国を21世紀の「十字軍遠征」の橋頭堡に転落させた。

米国の世界制覇戦略に便乗してわが共和国と周辺諸国を狙った核戦争演習の拡大と無謀に進捗(しんちょく)する多国籍武力の前哨基地化は、かいらい韓国の地を周辺核国家の2重3重の打撃の標的につくった。

これにも足りず、「表現の自由」の美名の下、黙認助長した反共和国政治扇動ごみの散布、拡声器放送の再開など、尹錫悦かいらい一味が働いた極悪非道な対決妄動は、かいらい韓国安保時計の分針を戦争の近くによりぐっと引き付けた。

日を追って道理に外れ凶悪になる尹錫悦一味の軍事的空威張りは、わが国家を幾何級数的な核兵器の備蓄と核攻撃能力の高度化へ進ませる逆説的結果だけをもたらした。

白書は、「尹オンマン(めちゃくちゃ)」が地獄のような国民絶望時代を開いたことについても暴いた。

過去、公務員資格試験を9回も受けてかろうじてパスした、たまげた石頭が大統領のポストに就いたのは、大災難の始発点であった。

むしろ、犬が龍山の権力の座に就いている方がましであるという非難が、決して度が過ぎるものではないことを尹錫悦の執権2年半の統治行跡がありのまま証明した。

刀の振り回しに狂った検事出身らしく、尹錫悦が政権を執るやいなやつくり上げたのが、身の毛がよだつ「検察共和国」であった。

かいらい大統領室をはじめ30余の権力機関の主要ポストにおおよそ180余人の検察出身ごろを就かせた尹錫悦かいらいは、「公正確立」の美名の下、反政府闘争に足かせをはめて政治的反対派に対する一大掃討戦を繰り広げた。

一時、自分に出世の垂直梯子をかけてくれた前職大統領と一家、側近に対する報復捜査が、銀行口座調査と住宅、別荘に対する押収捜索に至るまで全方位的に度合い強く繰り広げられて世論を驚愕させ、野党の強い反発を買った。

独善と不通、傲慢(ごうまん)と専横は、尹錫悦式統治のもう一つの汚名である。

尹錫悦式「自害統治」の真面目は、めちゃくちゃになった経済と民生から一層余地もなくさらけ出されている。

かいらい韓国の経済の命脈を握っていると言われる主要大企業の負債は、歴代最高の水準であり、企業の債務率は173.6%で企業の資産をはるかに超越している。

市場の相場も知らない経済門外漢の無能によって物価がきりがなく暴騰する中、100万人の自営業者が廃業した昨年に次いで、今年も大規模の廃業事態が続いている。

今、かいらい韓国では医科大学入学生の増員に関する医療改革が第一歩から医療現場の強力な反対にぶつかって1年が過ぎるまで進められていない状況で、医師の集団辞職のため医療システムの崩壊という大混乱を招いた。

自殺率が毎年世界最高の記録を保有し、一年に一箇師団に相当する1万3000余人が自ら命を絶つ悲劇がなお一層日常化となっているのが「自由」と「平等」を唱えるかいらい韓国の現状である。

見ものは、この「大韓亡国」の惨劇をもたらした背後の権力者が尹錫悦かいらいではなく、その妻の金建希ということである。

過去、崔順実が朴槿恵を後ろで操ったならば、金建希は始めから尹錫悦の頭の上に君臨して大統領のように振る舞い、国政に介入し、不正蓄財行為をこととしている。

白書は、難破船である「尹錫悦」号が沈没していると強調した。

今から2年6カ月前、「公正と常識」「自由と平和」を見苦しく唱えて出港した「尹錫悦」号が、5年任期の対岸に半分も行き届いていない状態で、沈没の危機に陥った難破船になってしまった。

現在、「尹錫悦」号は出港当時の意気軒昂としていた勢いは完全になくなり、荒い波に巻き込まれてSOSだけをあわただしく鳴らしている。

対米、対日追従の事大・売国の人間のくずと尹錫悦一家がしでかした200余種の不正腐敗の罪悪、大統領室と「尹核関(尹錫悦の中核関係者)」らがむさぼった権力の蓄財が難破船にいっぱい積まれて、その沈下を加速させている。

現在、尹錫悦の支持率は19%ラインで、過去、弾劾の手錠をはめて監獄行きとなった朴槿恵よりも険悪な数値を記録している。

この前の大統領選挙で支持表を投げていた保守勢力は言うまでもなく、中核支持層であった60代でさえ支持率が急落し、尹錫悦政権の基盤をそっくり揺さぶっている。

今、かいらい全域では尹錫悦かいらいに誤って投票したため被ってきた2年半の不幸と苦痛、恥辱と侮蔑をこれ以上甘受せず、断じてけりをつけようとする尹錫悦退陣闘争が野原の火のように燃え広がっている。

現在、最悪の統治危機に直面した尹錫悦かいらいは、余命を長らえる出口を愚かにもわが国家に対する無謀な犯罪的挑発から見い出そうと狂奔している。

火は火で消すことはできるが、危機を危機で逃れることはできない。

現事態の危機を増幅させるほど、破滅のぬかるみから脱しようともがくほど、犯した希代の罪悪の重みに押さえつけられてより深く陥没するだけである。

国民の憤激した喊声は、生ける屍である尹錫悦の棺桶に釘を打ち込む懲罰の弔鐘としてかいらい韓国の地を丸ごと震撼させている。(記事全文)

 

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