短 評 殺人鬼の詭弁
ギャングの口からは破廉恥な言葉しか出るものがない。最近イラク駐留米陸軍少将がイラクのある民家への米戦闘機の爆撃で、4歳から8歳までの幼児5名などが死亡した事件について質問した記者たちに、民家に12名の「好戦分子」がいて、彼らが米軍に射撃を加えたと言った。彼の話は無邪気な子供らが米軍に射撃をくわえたとでもいうのか、でなければ「好戦分子」が「妖術」を使い子供らに化けたとでも言うのだろうか、わけがわからない。爆撃で、死体で残ったのは子供らとその父と母親だけだった。結局父母はもちろん子供らも「好戦分子」と言うことになるが、これこそまさに牛が笑うほどあきれる間の抜けた詭弁ではないか。
犬の目には何しか見えないと言うが、米軍の目には無邪気な子供さえもテロ分子に見えるようだ。人殺しに狂ってもここまでは出来ない。
人殺しをして罪もない死人に「犯罪者」の汚名を負わせるのは米軍の常套手段だ。米占領軍が、アフガニスタンやイラクで平和な住民への殺害事件を起こすごとにそれを、「テロ分子掃討」と強弁してきた事はすでに周知のことだ。今回も同じだ。自分の殺人蛮行の責任を回避しようとする卑劣な術策だ。口は曲がっても笛はまともに吹けという言葉がある。そこで、そんな手法で殺人犯の責任から逃れられるとでも思っているのだろうか。とんでもない話だ。世論の目と耳はお見通しだ。
世情も分からない無邪気な子供らまで、無残に殺戮しておいて「テロ分子掃討」云々する米帝国主義者こそ、この世にまたとない鉄面皮漢であり殺人鬼である。
