朝鮮国防省のキム・ガンイル次官が談話発表

チュチェ113(2024)年 5月 26日 朝鮮中央通信

 

【平壌5月26日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国国防省のキム・ガンイル次官が25日に発表した談話「国家の主権と安全・利益を強力な自衛力で守り抜くであろう」の全文は、次の通り。

最近、米国と韓国かいらい空軍の各種の空中偵察手段がわが共和国に対する敵対的な空中偵察行為を露骨に強化している。

5月13日から24日までわが国家に対する空中偵察行為に動員された米空軍の戦略偵察機は「RC135」5機、「U2S」11機の計16機であった。

特に、米空軍は5月20日から23日までの期間だけでも戦略偵察機「RC135」3機を動員させた。

今も米国と韓国かいらい空軍は、無人偵察機「RQ4B」をはじめ各種の偵察機を一日中時間的空白がほとんどなく連続的に動員して戦時状況をしのぐ水準で空中偵察行為を強行しながら朝鮮民主主義人民共和国の国家主権と安全を重大に侵害している。

このような敵対的軍事偵察行為は、さまざまな軍事演習と共に地域の軍事的緊張を招く主な原因となっている。

最近、われわれの国境地域でビラと各種の汚らわしい品物を散布する韓国の卑劣な心理謀略策動が甚だしく現れている。

気球を利用した散布行為は、特異な軍事的目的にも利用されかねない危険な挑発である。

われわれはすでに、気球による品物散布劇の危険性に対する立場を明らかにしたことがある。

敵の海上国境侵犯回数も増えている。

韓国かいらい海軍と海洋警察の各種の艦船が機動巡察をはじめ各種の口実を設けてわれわれの海上国境線を侵犯する頻度が高まっている。

頻繁な海上国境侵犯行為は危険な結果を招くようになるであろう。

われわれは、大韓民国が言う北方限界線というものを越えたことがない。

われわれはすでに、自分の主権と安全を守るために必要な軍事的措置を取ることもできるということを警告した。

海上主権が今のように引き続き侵害されることを絶対に袖手傍観することができず、どの瞬間に水上であれ、水中であれ自衛力を行使することもできるということを正式に警告する。

もし、海上でなんらかの事件が発生する場合、全ての責任は全的にわれわれの警告を無視し、共和国の海上主権を侵害した大韓民国が負うことになるであろう。

韓国がわれわれが宣布した海上国境線を尊重できないなら、恐れるようにしなければならないというのがわれわれの選択である。

24日、わが最高軍事指導部は軍隊に上記のようなわが国家の主権に対する敵の挑発的な行動に攻勢的対応を加えろと指摘した。

国境地域での頻繁なビラとごみ散布行為に対してもやはり真っ向から対応するであろう。

数多くの紙くずとごみが近く韓国の国境地域と縦深地域に散布されるであろうし、これを収去するのにどれぐらいの努力がかかるかは直接体験するようになるであろう。

国家の主権と安全・利益が侵害される時、われわれは即時行動するであろう。(記事全文)

 

[Korea Info]

 

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