Archive for 4月 16th, 2026
뜻깊은 태양절을 맞으며 포병구분대들사이의 포사격경기 진행
조선로동당 총비서이시며 조선민주주의인민공화국 국무위원장이신 김정은동지께서 4월 15일 태양절에 즈음하여 조직한 조선인민군 서부지구 대련합부대관하 포병구분대들사이의 포사격경기를 참관하시였다.
김정은동지를 현지에서 조선민주주의인민공화국 국방상 노광철동지, 조선인민군 총참모장 리영길동지, 조선인민군 총정치국장 김성기동지를 비롯한 국방성 지휘관들, 조선인민군 서부지구 대련합부대 군정지휘관들이 영접하였다.
포사격경기는 가상적인 전술적환경에 맞게 설정한 경기규정에 따라 진행되였다.
사격경기에 참가한 포병구분대들은 싸움준비완성의 드높은 열망을 안고 만반으로 다져온 자기들의 전투적인 사격술을 힘있게 과시하였으며 철저한 림전태세를 남김없이 보여주었다.
경기에서는 수도방어군단관하 포병구분대가 영예의 1등을 쟁취하였다.
조선인민군 제4군단이 2등을, 제2군단이 3등을, 제8군단이 4등을, 제3군단이 5등을 하였다.
김정은동지께서는 민족최대의 경사스러운 명절에 즈음하여 진행된 포사격경기가 우리 포병들의 훈련열의를 고조시키고 전투적위력을 비상히 강화해나가는 중요한 계기가 된데 대하여 만족을 표시하시였다.
김정은동지께서는 포병무력의 적극적인 활용은 작전과 전투 나아가서 전쟁의 승패를 결정짓는 가장 중요한 요인으로 된다고 하시면서 인민군대는 앞으로도 당의 포병중시, 포병강화방침을 받들고 포병싸움준비에 더욱 박차를 가해나가야 한다는데 대하여서와 새로운 국방발전 5개년계획기간안에 포병무력현대화에 관한 당중앙의 전략적구상이 철저히 관철되여야 한다는데 대하여 강조하시였다.
김정은동지께서는 오늘과 같이 국가적명절들을 비롯한 주요계기들에 군대 각급에서는 훈련경기들을 자주 조직하는것이 좋다고, 인민군대는 첫째도 둘째도 싸움준비완성을 위한 훈련밖에 몰라야 한다고, 그것이 곧 위대한 수령님의 강군건설념원을 풀어드리는 길이고 당과 혁명, 조국과 인민에 대한 충실성의 표현이며 군대의 본분이라고 말씀하시였다.
훈련경기에서 우승을 쟁취한 구분대에 상장과 메달과 휘장이 수여되였다.
김정은동지께서는 이날 우승한 해당 포병구분대 군인들을 만나시고 높은 전투력을 치하하시며 군관, 병사들을 사랑의 한품에 안으시고 뜻깊은 기념사진을 찍어주시였다.
경사스러운 4월의 봄명절에 위대한 령장의 하늘같은 사랑과 믿음, 따뜻한 축복을 받아안은 인민군지휘관들과 포병들은 포병전력강화의 비약적인 성과로써 당중앙을 결사옹위하고 영광스러운 우리 조국 조선민주주의인민공화국의 신성한 주권과 존엄, 조선인민군의 명예를 굳건히 수호해나갈 철석의 맹세를 다짐하였다.(전문 보기)
위대한 수령 김일성동지의 탄생일에 즈음하여 당과 정부의 간부들 금수산태양궁전을 찾아 숭고한 경의 표시
조선로동당 제9차대회가 밝힌 투쟁강령실현을 위한 력사적인 첫해 진군길에서 경사로운 태양절을 맞이하는 온 나라 전체 인민은 사회주의조선의 시조이시며 혁명의 대성인이신 위대한 수령 김일성동지께 영원무궁한 영광을 삼가 드리고있다.
위대한 수령 김일성동지 탄생 114돐에 즈음하여 당과 정부의 간부들이 15일 금수산태양궁전을 찾아 숭고한 경의를 표시하였다.
조선로동당 중앙위원회 정치국 상무위원회 위원들인 박태성동지, 조용원동지를 비롯한 당과 정부의 간부들과 최고인민회의 상임위원회, 내각, 성, 중앙기관 책임일군들, 무력기관 지휘성원들이 참가하였다.
위대한 수령 김일성동지와 위대한 령도자 김정일동지의 립상에 김정은동지께서 보내시는 꽃바구니가 진정되였다.
조선로동당 중앙위원회, 조선민주주의인민공화국 국무위원회, 조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회, 조선민주주의인민공화국 내각의 명의로 된 꽃바구니들이 진정되였다.
위대한 수령님과 위대한 장군님의 립상을 우러러 참가자들은 숭고한 경의를 표시하였다.
영생홀들에서 참가자들은 위대한 수령 김일성동지와 위대한 령도자 김정일동지께 영생축원의 인사를 삼가 드리였다.
전체 참가자들은 위대한 김일성–김정일주의기치높이 우리 국가의 륭성과 인민의 복리를 위한 력사적변혁기, 사회주의건설의 전면적발전기를 줄기차게 펼쳐가시는 김정은동지의 령도를 일심충성으로 받들어 내 나라, 내 조국의 존엄과 위상을 만방에 떨쳐갈 굳은 결의를 다짐하였다.(전문 보기)
주체조선의 찬란한 태양이시며 총련일군들과 재일동포들의 은혜로운 어버이이신 경애하는 김정은원수님께 삼가 드립니다
경애하는 김정은원수님을 당과 국가의 최고수위에 변함없이 높이 모신 크나큰 감격과 열광으로 온 나라가 세차게 끓어번지고 조선로동당 제9차대회와 최고인민회의 제15기 제1차회의에서 제시된 백승의 투쟁강령따라 진군의 보폭을 힘차게 내딛고있는 격동적인 시기에 우리들은 경애하는 원수님께서 경사스러운 4월의 명절을 맞으며 재일동포자녀들의 민주주의적민족교육을 위하여 배려하여주신 일본돈 3억 1 636만¥의 막대한 교육원조비와 장학금을 크나큰 감격과 기쁨속에 받아안았습니다.
한푼의 돈이 귀중했던 전후복구건설시기에 꿈결에도 생각을 못했던 첫 교육원조비와 장학금을 받아안은 력사의 그날로부터 위대한 수령님께서와 위대한 장군님께서 끊임없이 보내주신 사랑의 생명수는 오늘 경애하는 김정은원수님에 의하여 고스란히 이어져 그 총액은 172차에 걸쳐 일본돈으로 503억 495만 390¥에 달합니다.
경애하는 원수님께서 보내주신 교육원조비와 장학금은 결성 80돐을 향한 새 투쟁기의 개시를 자랑차게 선포하는 총련 제26차 전체대회를 충성과 애국, 단결의 대회로 빛나게 장식하기 위해 애국애족운동에 박차를 가해나가고있는 전체 총련일군들과 재일동포들에게 승리의 신심과 커다란 용기를 안겨주고있습니다.
2025년에 이어 2026년 새해 첫날에 사회주의조국을 방문하여 설맞이공연에 참가한 재일조선학생소년예술단 성원들과 축복의 기념사진을 찍어주시고 예술단의 주요성원들을 만나주시는 최상의 배려를 베풀어주신 경애하는 원수님께서 재일동포자녀들을 지척에 둔 자식처럼 잊지 않으시고 또다시 귀중한 자금을 보내주시였으니 진정 어버이원수님의 숭고한 뜻과 하해와 같은 사랑에 저희들은 북받쳐오르는 격정을 금할수 없습니다.
재일본조선인총련합회 중앙상임위원회는 예측불가능한 현 세계의 혼란과 재앙속에서도 나라와 인민의 존엄과 운명, 미래를 억척으로 지켜주시고 부럼없는 행복을 현실로 안아오시기 위해 순간의 휴식도 없이 헌신과 로고를 바쳐가시는 그처럼 바쁘신 속에서도 재일동포자녀들을 위하여 크나큰 은총을 거듭 베풀어주시는 경애하는 김정은원수님께 최대의 영광과 가장 뜨거운 고마움의 인사를 삼가 드립니다.
지금 우리모두의 가슴은 위대한 김일성대원수님과 김정일대원수님의 불멸의 총련령도업적을 길이 빛내이고 경애하는
김정은원수님께서 펼쳐주시는 총련령도구상을 기세충천하여 받들어나갈 결의로 세차게 고동치고있습니다.
우리들은 당 제9차대회를 기점으로 사회주의전면적발전의 일대 고조기에로 들어서는 조국과 더불어 재일조선인운동의 전면적발전기를 승리적으로 열어나가는데서 애국적본분을 다해나가겠습니다.
총련은 새로운 전환의 해, 변혁의 해의 요구에 맞게 다가오는 제26차 전체대회에서 결성 80돐을 향한 새 투쟁기의 뚜렷한 목표와 방략을 제시하고 애국사업에 힘찬 보무를 내짚겠습니다.
우리들은 재일동포자녀들을 위하여 보내주신 귀한 돈을 생명수로 삼고 경애하는 원수님의 의도대로 민주주의적민족교육을 재일조선인운동의 미래를 책임질수 있는 교육, 동포들이 자녀들을 마음놓고 맡길수 있는 교육으로 강화발전시켜나가겠습니다.
중등교육실시 80돐, 조선대학교창립 70돐이 되는 뜻깊은 올해에 우리들은 교육에서 주체를 철저히 세우고 세계적인 교육발전추세에 맞게 교육내용과 방법을 부단히 혁신하여 총련애국위업의 바통을 이어나갈 새세대들을 활기있고 명랑하고 대바르게 그리고 애국적이며 우수하고 책임감있는 인재들로 공들여 키워나가겠습니다.
우리들은 모든 조선학교들을 동포자녀들의 리상적인 배움터, 인간육성의 훌륭한 교정으로 만들기 위하여 총련의 전 조직과 동포사회가 애국위업의 미래인 학생소년들의 스승이 되고 학부형이 되고 후원자가 되겠습니다.
우리의 운명이시고 미래이신 경애하는 김정은원수님의 안녕은 우리들의 한결같은 소원이며 그 무엇에도 비길수 없는 가장 큰 행복입니다.
재일본조선인총련합회 중앙상임위원회는 전체 총련일군들과 재일동포들의 열화같은 충성과 경모의 한마음을 담아 주체조선의 태양이시고 총련과 재일동포, 학생소년들의 자애로운 어버이이시며 위대한 스승이신 경애하는 김정은원수님께서 부디 옥체건강하시기를 삼가 축원합니다.
재일본조선인총련합회 중앙상임위원회
2026년 4월 14일 일본 도꾜
日朝国交正常化のためには、日本人が変わらなければいけない 2025年9月27日 乗松聡子
日朝国交正常化のためには、日本人が変わらなければいけない 2025年9月27日 乗松聡子
2025.12.082025.12.27
いま、米国が率いる西側帝国主義が破壊的戦争を続けています。ガザのジェノサイドはその典型です。
日本は、西側帝国に組み込まれたままの「名誉白人」国家です。G7に非白人国家として一国だけ参加しているのが象徴的です。
いま、グローバルサウスによる、脱植民地の動きが高まっています。西側帝国に搾取されてきた国々が、もうやられっぱなしにならないと、手を結んでいます。BRICSや上海協力機構の発展が目覚ましいです。
対ロシア制裁やトランプ関税も、非西側の結束を高める結果となっています。世界の貿易の脱ドル化が進んでいます。
そのグローバルサウスはいまやグローバル・マジョリティとも呼ばれます。朝鮮はグローバル・マジョリティの一員です。逆に取り残されているのは米国の属国である日本です。
日本には、米国の呪縛を解き、アジアに戻ってもらいたいと思っています。
東アジアの平和を阻む要素ではなく、平和をつくる一員となってほしいです。そのためには朝鮮、中国、ロシアを理解、尊重することは不可欠です。
日朝国交正常化のためには、変わらなければいけないのは日本です。以下の項目について順にコメントします。
n 呼称問題
まずは、「北朝鮮」という呼称についてです。国の名前でさえないこの呼称がいまだに蔓延しています。
これは朝鮮を国として認めていなかった植民地支配時代の名残だという批判があります。私もそう思います。
韓国のことは国名で呼ぶのに朝鮮についてはそれを拒否する。これは差別としかいえません。
わたしは2019年訪朝したときに、まず国名を説明されました。朝鮮民主主義人民共和国、略すときは「朝鮮」であると。「鮮やかな朝の国」と説明されました。
その旅の中で、早朝にテドンガンのほとりを歩いたとき、朝日が射した川面の鮮やかさに目を奪われ、その意味がわかりました。これが当事者の望む呼び方です。
日本の戦争時代、北米にいた日系人は敵性外国人とされ強制収容所に送られ、JAPと呼ばれました。今もカナダに暮らしていて、日系人コミュニティの中にこの傷が深く残っていることを実感します。JAPと呼ばれてもいいと思っている日本人や日系人はいないでしょう。それと同じです。
日本メディアは、2002年日朝会談まではおおむね「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)」と、併記する方法を取ってきました。これも問題だったのですが、会談で金正日国防委員長が「拉致」を認め、日本国内で憎悪感情が沸き起こりました。その年の年末、朝日新聞が、もう併用はせずに「北朝鮮」を使うと宣言し、NHKも2003年から変わりました。
朝鮮は、「北朝鮮と呼ぶな」という要求を繰り返し日本に対して行っています。2003年1月29日づけの「労働新聞」で、朝日新聞による「北朝鮮」呼称決定を批判しています。2005年にも、「北朝鮮」と呼ぶことは「わが国の存在と権威を無視する行為だ」と言っています。
日本は国交を正常化するためにも、相手国をその国の名前で呼ぶという最低限のリスペクトを示してこそ、スタート地点に立てるのではないでしょうか。
n 拉致問題
拉致問題は重大な人権侵害でした。ただ、私がいまだに理解できないのは、ふつう事実認定と謝罪をすればそれが和解への第一歩になると思うのですが、この場合、それがきっかけで逆に朝鮮に対するヘイトが増したことです。
広島と長崎の原爆投下や都市空襲においては民間人が何十万人も殺されていますが、米国は謝罪もしていません。それなのに日本人の大半はアメリカが大好きです。この違いは何なのでしょう。
訪朝したとき、通訳ガイドをしてくれた金さんが言っていました。あの頃は日本との国交正常化の期待から、日本語熱が高まったが、いまや日本語への需要も減ってしまったと。あの日朝会談はやらなかったほうが良かったかもしれないと。それを聞いてとても悲しく思いました。
この問題は、被害者中心主義で取り組まれたとは言い難く、日本の保守政治家や右翼運動家が、政治利用のために解決を先延ばしにしてきました。
しかし、拉致問題を利用して朝鮮を敵視する政策が、なぜ政治的プラスになってしまうのでしょうか。日本の一般市民はそんなに朝鮮をヘイトしたいのでしょうか。ここに根本的な問題があると思います。
何より、日朝平壌宣言では、植民地支配で「朝鮮の人々に多大な損害と苦痛を与えた」歴史への「痛切な反省と心からのお詫びの気持ち」にもとづいた、植民地支配の清算と同時に取り組む問題だったはずです。
植民地支配時約2500万人いた朝鮮人のうち3分の1,約800万人が強制動員や日本軍性奴隷として動員され、多くの人が命を奪われました。
これについて朝鮮側には償いや清算が全く行われていないどころか、在日朝鮮人の人権侵害、朝鮮学校差別、ヘイトスピーチの蔓延という形で、解放後80年の現在も植民地主義が続いています。
気の遠くなるような規模の植民地被害を全く語らずに、拉致、拉致とだけ叫ぶ日本メディアと日本人は、ダブルスタンダードを露呈しているとしか言い様がありません。
日本に帰るたびに思いますが、日本の人たちは拉致被害者や家族の名前をよく知っており、自分の家族か親戚かのように語ります。メディアの影響でしょうが、これが正直不気味で怖いです。この人たちは、日本の植民地支配による被害者の名前を一人でも言えるでしょうか。
拉致問題は、日朝平壌宣言がいうように、日朝の間に横たわる多くの人権問題の一つであるという認識に立ち返る必要があると思います。そのためには被害者意識に偏った日本人の歴史認識を問い直さなければいけません。
n 朝鮮学校、幼稚園無償化排除問題
2019年9月、金丸信吾さんの訪朝団が宋日昊(ソン・イルホ)日朝国交正常化交渉担当大使と会ったとき、朝鮮学校無償化除外の撤回がないかぎり「日朝関係は 1 ミリたりとも動かない」と言っています。朝鮮学校差別は国交正常化への大きな障害となっています。
カナダでは日系人強制収容という歴史がありましたが、1988年にリドレスと呼ばれる、政府による謝罪と補償がありました。それは個々の被害者に補償しただけではなく、民族としての存在の権利を保障されたのです。そのおかげもあって、私はカナダで子どもを日本語学校に行かせ、日本文化に触れさせながら育てましたし、それで差別されたことはありません。
私たちは好きでカナダに移住しましたが、朝鮮学校は、植民地支配があったゆえに奪われた文化や言語を取り戻すために作られたのです。本来は、償いの意味も含め、他の民族にもまして手厚くするのが当たり前です。
しかし日本は正反対で、朝鮮学校を標的にして無償化から排除し、補助金を切り、存続の危機に追いやっています。これは民族抹殺、エスニッククレンジングの行為であると思います。
この問題は他の問題に比べ、日本政府の決断だけですぐ変えられる、比較的容易な問題です。明日にでも差別をやめるべきです。それで日朝国交正常化に一歩近づけます。
n 朝鮮半島の非核化
「朝鮮半島の非核化」と、「朝鮮民主主義人民共和国の非核化」は全く違う概念であるのに、日本政府やメディアはこの違いをはっきりさせず、「北朝鮮の非核化」という概念を平気で語り続けています。
朝鮮にだけ非核化を求めるということは、すでに圧倒的に非対称な米国の核の脅威をまったく問題視せず、朝鮮にだけ身ぐるみはげということです。
相手の身になって考えてみればわかります。イラクやリビアのように敵視され指導者が残酷な方法で殺され、国を壊されたケースをみれば、朝鮮が核兵器をもって米国から身を守ろうとするのは当然のことです。
だから、非核化を語るのなら朝鮮半島における米国の核の脅威をなくすことが必要なのです。
先日、李柄輝先生の講座にオンラインで出たとき、「“朝鮮半島の非核化”とは朝鮮にとっては具体的にどういう意味なのか」ということを聞きました。
答えは、「米国は、弾道ミサイルから爆撃機・空母まで、多様な手段を通じて、迅速に朝鮮に核攻撃を加える態勢を維持している。そのような核攻撃能力を排除することが朝鮮半島の非核化である」とのことでした。
韓国と日本の米軍の存在自体が朝鮮にとっての核の脅威なのです。
西側の言い分は、核のダブルスタンダードとしか言えません。西側の核はいいが、西側の敵の核は悪い。だから、ロシア、中国、朝鮮、イランの核は「悪い核」で、米国や同盟国の核は「良い核」だということです。イスラエルも核兵器を持っているのに査察も制裁もありません。
米国だけは何をやっても許される、という例外主義を日本も内在化しています。歴代の広島と長崎の式典での市長による平和宣言ではどこの国が原爆を落としたかを一度も言ったことがありません。日本被団協のノーベル平和賞の受賞スピーチでもそうでした。逆にロシアの核を名指しで批判していました。
敵視というのは戦争の前段階です。平和運動でさえ、政府と一緒になって特定の国を敵視するのです。戦争につながる敵対構造をあえて強化しながら核兵器廃絶などできないと思います。
n グローバル・マジョリティの時代
9月3日に北京で開催された、「中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80年記念大会」(この後は9.3と呼びます)では、習近平主席が、朝鮮の金正恩委員長とロシアのウラジミール・プーチン大統領とともにこの重要な節目を祝いました。画期的なことでした。
しかし日本のメディア報道は、「良好な関係を誇示する」とか、「世界に結束を見せつける」という語調ばかりで、そこには加害国としての反省も、敗戦国としての謙虚さも見えません。
この催しは第一義的に、80年前の、大日本帝国を倒した記念日のお祝いです。日本人は米国と戦い、米国に負けたとしか思っていない人が多いので、この式典の意味がわからないのかもしれません。
米国の原爆投下が日本の降伏を決定的にしたかのように言われることが多いですが、実際はソ連の満州侵攻が大きな役割を果たしました。2月の日朝全国ネット創立パーティーにも来た、ピーター・カズニック教授など先進的な歴史家は、ソビエト侵攻のほうが大きな役割だったと言っています。
朝鮮は、40年の植民地支配の中で独立のために闘いました。1945年9月2日、戦艦ミズーリにおける降伏調印式で日本を代表した重光葵外相が足をひきずる姿に、私は「朝鮮は戦勝国である」という証を見ました。
1932年、大韓民国臨時政府の命を受けた独立運動家ユンボンギルが義挙した「上海天長節爆弾事件」で片足を失っていました。
今回、西側諸国がほとんど参加しなかった中、韓国からウ・ウォンシク国会議長が参加したのも、抗日戦争の勝者の一員であるということを印象付けました。
来賓の26か国のうち、アジア太平洋戦争で日本の被害を受けた国々は他にも、インドネシア、マレーシア、べトナム、ミャンマー、カンボジア、ラオスなどが参加していました。
これらの国々は日本帝国主義を倒した日を共に祝う資格があります。米国、英国など他の連合国も参加すればよかったのです。
BRICSプラスパートナー諸国の20か国は、いまや購買力平価(PPP)ベースで世界のGDPのおよそ半分を占めており、人口では世界全体の過半数を超える規模となっています。
文字通り「グローバル・マジョリティ」になってきているのです。
習近平主席が9.3の演説で触れましたが、BRICS側はウィンウィンの関係を求めているのに米国はゼロサムの関係、つまり自らの覇権を維持することにしか関心がありません。
だから米国は対決姿勢を強め、制裁、関税などで他国を疎外しています。それが結果的にグローバル・マジョリティの国々の結束を強めています。
さきほど敵視政策の話をしましたが、米国は敵視どころではありません。この8~9月だけでも、ウルチ・フリーダム・シールド(米韓)、フリーダム・エッジ(日米韓)、レゾリュート・ドラゴン(日米)という、大規模演習を行いました。
米軍基地で中国や朝鮮を取り囲み、中国が言い出したわけでもない「台湾有事」という概念を作りだし、戦争を煽っています。
米国が、中国や朝鮮の目と鼻の先でやっていることを、中国や朝鮮が米国沿岸でやったらどうなのでしょう?許されるはずがありません。
それなのに西側メディアは、9.3の式典における閲兵式を、「米国主導の国際秩序に対する強硬姿勢」と言って批判しました。
これだけ威嚇しておいて、中国は、国内で閲兵式をやることさえ許されないのでしょうか。
逆に、日本や欧米が「国際社会」と呼んでいる西側諸国は、世界の人口の15%にも満たないマイノリティなのです。グローバル・マジョリティが力をつけ、西側諸国にもう搾取はさせないという非西側国の、脱植民地主義の動きが加速しています。
朝鮮はその流れの中にいます。9.3の式典に金正恩委員長が行ったことは、その世界の流れに朝鮮も確実に加わったという宣言にも見えました。
n 米国が仕掛けた戦争
ロシアの特別軍事作戦について西側では、Unprovoked という枕詞とともに、ロシアが突然ウクライナを侵略した戦争だというナラティブが席捲しました。実際は違います。端的に言うと、この戦争は30年以上前にさかのぼります。ロシアが始めた戦争ではありません。米国が始めた戦争です。
米国のジャーナリスト、スコット・ホートン氏が昨年「Provoked」という分厚い本を出しました。7000のソースを使った、700ページの本で、どれだけ米国がロシアを威嚇してきたかーパパブッシュからバイデンにいたるまで、徹底的に記述しています。
冷戦が終結し、存在意義がなくなったはずのNATOは約束に反して東方拡大を続けました。2014年、米国は、ウクライナのナチス勢力を利用して、ウクライナ政権を転覆させます。民主的デモを装って、その国を自分の思い通りになる政権に取り換える米国の常套手段です。
それ以来、ウクライナの傀儡政権は東部ドンバス地方のロシア系住民を徹底的に迫害しました。グラートというロケット弾で市民に対し無差別攻撃を行いました。ドンバスの内戦では、国連によると1万4千人が命を落としました。
和平のためのミンスク合意も、西側が踏みにじりました。21年12月ロシアから米国への安全保障のための条約案もすべて米国が拒絶しました。22年2月、ウクライナによるドンバス攻撃が激化する中、とうとうロシアはドネツクとルガンスクの独立を承認し、特別軍事作戦に踏み切ったのです。
目的はウクライナ征服でも欧州侵略でもありません。自国と、ロシア系住民を守るためのウクライナ中立化、非ナチ化です。やりたくてやっているのではありません。
ウクライナ戦争の根本の原因を理解することは、朝鮮のロシア派兵を理解するためにも不可欠と思います。
米国およびNATOが束になってロシアを攻撃している中、ロシアも同盟国を持つことが許されていいはずです。
ロシアと朝鮮は24年、包括的戦略パートナーシップ条約を結び、その同盟関係のもとで朝鮮は派兵しました。派兵先は、ウクライナに攻撃されたロシア国内のクルスクの防衛に限定していました。
朝鮮兵は100人以上が戦死したと聞いています。ご遺族のお気持ちを思うと、計り知れない悲しみであったと想像します。
ただ、朝鮮がロシアと連帯したことについては、正しかったと思います。
ロシアの特別軍事作戦は、世界で内政介入と戦争を繰り返す西側帝国に対する、脱植民地主義の闘いの一つです。それに朝鮮が連帯したということは、朝鮮がthe right side of history、歴史の正しい側についたということです。
n 平和主義と脱植民地主義
このような話をすると、絶対的平和主義の立場から、戦争はいけない、非暴力でやらないといけない、核兵器はいけない、といったことを言う人たちが必ず出てきます。
わたしはこのような見方を、平和主義をかざしながら、脱植民地の闘いを抑えつける、一種の帝国主義であると思います。
それは平和主義でさえありません。誰かを踏みつけた上での「平和」など、平和とは言えないからです。(クォン・ヒョクテ『平和なき「平和主義」』)。
米軍基地を押し付けられている沖縄の人が、「日本が受け入れると決めた米軍基地は、沖縄ではなく日本本土に置け」という当然の要求を、「基地はどこにも要らない」と言って抑えつけるのもこのパターンです。
植民地支配しておいて、ユンボンギル義士のような蜂起行動を「テロリスト」と呼ぶのもそのパターンです。80年近くにおよぶイスラエルによるパレスチナ民族浄化という背景で起こった23年10月7日のハマスの蜂起についても、テロリスト扱いがいまだに西側に蔓延しています。
圧倒的非対称の構造で長年抑圧しておいて、被抑圧のほうが少しでも抵抗すると、暴力的だ!テロだ!といって100倍返しをするのです。
非難すべきはどちらでしょうか。
あらゆる平和的、外交的、政治的手段を奪われた民族が武装蜂起することを、奪っている側が責めることはできません。法政大学のシン・チャンウ教授の著書『植民地戦争』にあるように、「抵抗する側の視点」からの正当性を持つ戦争です。
日本の人たちは、「9条」や「平和」や「核廃絶」という、聞こえのよい言葉に乗せた「帝国主義的平和主義」を振り返る必要があります。
沖縄や韓国の軍事化を前提にしながら語る「9条の平和」。米国の核の傘を前提に語る「核兵器廃絶」。日本を被害者として宣伝する「唯一の被爆国」という概念で、その暴力性は増幅します。
いまこそ、日本人はやられた側に立っての捉えなおし、語り直しが必要と思います。植民地支配されたことのない民族だからこそ、想像力をはたらかせる必要があります。
n 日朝全国ネットの役割
世界で、グローバル・マジョリティによる、大きな脱植民地の流れ、多極化とも言われる流れに朝鮮が参加しています。米国および西側諸国はこのままゼロサムの闘いを続け滅亡の道を歩むのか、それともウィンウィンの新しい世界秩序に参加するのかの岐路に立っています。
日本はアジアに位置しながら、なお「脱亜入欧」の道を歩み続けています。果たして、このまま米国に従属し、戦争と破壊の道をともにするのでしょうか。それとも、再びアジアの一員となり、地域の平和と自己決定権に貢献するのでしょうか。
朝鮮との国交正常化は、日本が「グローバル・マジョリティ」に受け入れられる可能性があるかどうかを示す、試金石になるのではないかと考えます。 それを可能にするため、日朝全国ネットは、朝鮮への理解と友好を推進する活動をどんどん行っていけばいいと思います。自分たちがマジョリティであると、自信を持っていいと思います。
日朝国交正常化のためには、日本人が変わらなければいけない 2025年9月27日 乗松聡子



