高校無償化:고교무상화 / 朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!
全国集会 韓国からの連帯あいさつ

■東京朝鮮高校生の裁判を支援する会■

 

朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!全国集会
韓国からの連帯あいさつ

 

10月25日に行われた「朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!全国集会」に、韓国から参加された、「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」共同代表ソン・ミヒさんの連帯挨拶をご紹介します。

※「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」:

朝鮮学校と子供たちを守るために2014年6月に発足された韓国の市民団体。

構成団体として、モンダンヨンピルを始め、宗教界、労働者、農民、青年学生など、幅広い団体が参加。

参考:

https://ameblo.jp/mongdangj/entry-11877531575.html(日本語)

http://cafe.daum.net/mongdanglove/JMRT/413(韓国語)

 

<韓国連帯あいさつ>

 私たちは勝ちます!必ず勝ちます!!!

 こんにちは。韓国からきた「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」共同代表ソン・ミヒです。

 他人の国、他人の土地でも民族性を失わないで自尊心を守って生きていく同胞の皆さん、お目にかかることができ、うれしいです。

 日本各地から来た誠意をつくして、私たちの同胞と、子どもたち、「朝鮮学校」のために活動する皆さん、お目にかかれて、うれしく感謝します。

 在日朝鮮人の権利のために、健全な日本社会のために、未来の平和のために戦い抜く皆さんに尊敬と感謝の挨拶を申し上げます。

 地球上に残った最後の分断国家!

 この間、この分断された土地で対決と戦争、離散家族の苦痛と悲しみが続いていましたが、分断は南と北にだけあるのではありませんでした。

 まさに日本にいる私たちの同胞が分断によってより一層生きることが大変だという事実です。

 植民地時代、日本に強制徴用された私たちの同胞が解放直後、故国に帰る日を夢見ながら、子どもたちに私たちの民族の言葉と文字、歴史を教えました。

 ‘力がある者は力で! 金がある者は金で! 知恵がある者は知恵で!’と、

 国語講習所をたてました。

 そして、血の涙を出して守りました。これが「朝鮮学校」です。

 差別の冷たい日本の土地で私たちの民族性と自尊心を守ることができた唯一の場所「朝鮮学校」、60万在日同胞社会の中心をなす誇らしい「朝鮮学校」。

 全世界を探してみても他にはない私たちのただ一つだけの民族の誇り「朝鮮学校」。

 ところが、この「朝鮮学校」が再び歴史的な差別と痛みにあっています。

 日本が過去の植民地統治と迫害の歴史的産物であるこの「朝鮮学校」を支持して後援するべきなのに、正常化出来ない朝鮮と日本の関係を理由に子どもたちを差別して迫害しています!このような野蛮な犯罪がどこにあるでしょうか?

 しかも、子どもたちは誰であろうと、どこにいようと、保護され、差別を受けてはならず、尊重されなければなりません。しかし、このような子どもたちを相手にこのように稚拙で低級な差別をするですか!これは犯罪中の犯罪です。

 日本政府は恥ずかしいと思いなさい!!!

 これ以上、歴史に残る罪を犯さないで下さい!

 

 

それでも日本で多くの良心的な方々がこのように立ち向かうという話を聞いて、あまりにもありがたくて恥ずかしかったです。まさに私たちの民族、私たちの同胞、私たちの子どもたちの問題に私たちが積極的に出ることができなかったことが恥ずかしかったです。遅くなりましたが、申し訳ない気持ちで「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」を作り、3年間皆さんと共に行動しています。

 市民の会は‘私たちの同胞’に対する人権じゅうりん解消と、平等に教育を受ける権利を要求し、日本政府に社会的、政治的圧力を加えるために全国的に署名運動を繰り広げ、朝鮮学校と私たちの子どもたちを知らせる映画上映会と討論会をしたりもしました。直接見て感じて行動するために数回の学校訪問をしています。この訪問が持続的な朝鮮学校を支援する闘争の大きな力になっています。

 そして、毎週金曜日、文部科学省の前の私たちの子どもたちと韓国の日本大使館、少女像、済州道日本総領事局の前で、各闘争の現場で私たちは一つの気持ちで出会っています。

 ‘朝鮮学校差別反対! ‘高校無償化を実現しろ!

 ‘私たちは必ず勝利する!’

 寸分も違わない同じ気持ちで闘争しています。

 

 

必ず勝たなければならない裁判が時には笑いながら、泣きながら、怒りながら進行しています。市民の会は継続する裁判闘争を共にする気持ちで「朝鮮学校差別反対!高校無償化適用!裁判勝利のための一万人宣言運動」と「認証ショット運動」を繰り広げようとしています。私たちの心とまなざし、意志をこめた応援は横断幕になって、私たちの子どもたちに会いに行くでしょう。日本の全国にある学校、学校ごとに宣言者の顔が、まなざしが、応援が訪ねて行きます。

 私たちはむかい合えばいつも胸が詰まります。

 ‘分断された土地を残して申し訳なく、とても遅くなって申し訳なく、また再び差別を受けるようにして申し訳ないと...’

 しかし子どもたちが力強く答えます。

 ‘大変でしたが民族教育を受けることができて、感謝します’

 ‘私たちを忘れないで訪ねてきてくれて、ありがとうございます’

 ‘私たちを守ってくれて、ありがとうございます’

 今日私たちは再び共に決心します。

 ‘最後まであきらめない...’

 ‘あきらめなければ必ず勝つ’と...

 今ここに共にする私たち、共にする心は差別と弾圧の中でも民族の自尊心を守って生きてきた人々に対する一筋の良心です。

 応援して連帯するこの行動は一つになった祖国を私たちの子どもたちに渡さなければならない最小限の義務です。

 そうして必ず私たちは勝つでしょう。勝たなければならないのです。

 勝利のその場に私たち60万在日同胞と皆さん!私たちが一緒にいるでしょう。

 最後まで皆さんと共にします。

 私たちの同胞を守って下さってありがとうございます。

 私たちの子どもたちと共にして下さってありがとうございます。

 私たちの力強い団結で在日朝鮮人に対する差別を中断させ、日本の軍国主義復活を防ぎ、アジアの平和を成し遂げましょう!

 韓国社会でも熱心に活動していきます。

 ありがとうございました。

 

2017年10月25日

「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」共同代表ソン・ミヒ

 

 

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