宇宙科学技術目標の達成のための研究と交流活動を深化  朝鮮宇宙協会で

チュチェ113(2024)年 4月 30日 朝鮮中央通信

 

【平壌4月30日発朝鮮中央通信】人類共通の財産である宇宙の開発・利用に対する国際的な関心と熱意が日を追って高まり、宇宙科学技術の高い目標を達成するためのわが国家の活動が加速している中、朝鮮宇宙協会が創立8周年を迎えた。

朝鮮労働党と共和国政府の自主的な宇宙開発政策によって、チュチェ105(2016)年4月30日に組織された朝鮮宇宙協会は、国の宇宙科学技術の発展を促し、世界各国の宇宙関連団体、国際機構と相互補完の原則に基づいて科学技術的な協力と交流を実現して、宇宙の平和的開発と利用に寄与することを使命としている。

宇宙が人類に必須不可欠の生活領域としてより接近している現時代の要求に即して協会は、これまで国内外での宇宙科学技術研究と交流、協力活動を活発に展開してわが国家の合法的かつ正々堂々たる宇宙開発権利の行使と経済建設、人民の生活向上に積極的に寄与している。

宇宙科学技術分野の科学者、技術者と大学の教師、研究者を網羅している協会は、規約によって毎年2回以上総会と協議会を開いて活動状況を総括し、宇宙の開発を一層進めるための具体的な計画を討議、決定している。

初の活動の一環として宇宙科学技術討論会―2016を主催した協会は,宇宙科学技術に対する社会的関心を高め、会員間の技術交流を強化するための科学技術討論会を開催するのを定例化している。

宇宙科学技術討論会を通じて、共和国政府の平和的な宇宙開発政策の正当性と生命力、国内外の宇宙関連法に対する法律的解釈、衛星装置の製作および実験技術、衛星航法と軌道および姿勢制御技術をはじめとする実用的で発展した人工衛星の開発とその運用技術、衛星空間情報解釈技術を利用した農業生産と山林保護、海洋調査などの論文が発表され、実践に導入するための活動が力強く推し進められて、宇宙科学技術部門で収めた成果を強固にしている。

宇宙関連国際機構、外国の学術団体と宇宙の開発と利用分野における科学技術交流と協力に当然な関心を払い、宇宙関連国際学術討論会と会議に参加して科学技術交流と協力活動を積極化している。

金日成総合大学、金策工業総合大学など、各大学を卒業した前途有望な宇宙科学技術人材が協会に引き続き網羅されて、創立当時に比べて会員数が急激に増えるとともに、宇宙技術を広く普及するための活動も活発に展開されている。

人工衛星の製作、応用に関する中核技術研究で協会のメンバーが提出した科学技術成果が効果を現している中、宇宙産業を成長させるための活動で実質的な進展が遂げられている。

協会の全ての会員は、宇宙分野の加速的発展のために国家の戦略的利益の立場から先進的かつ価値ある宇宙開発計画を先行させて実行し、成果を絶え間なく拡大して堂々たる宇宙産業を建設するための科学研究活動に総力を集中している。

朝鮮宇宙協会は今後も、国家宇宙開発計画の完璧(かんぺき)で揺るぎない実行を科学技術によって頼もしく裏付けていくであろう。(記事全文)

 

[Korea Info]

 

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