犯罪的責任から絶対に逃れられない 朝鮮中央通信社論評
【平壌12月24日発朝鮮中央通信】日本が核汚染水を持って全人類の生命安全を引き続き脅かしている。
先日、日本当局は核汚染水の4回目の海洋放出を来年2月下旬に始めると発表した。
重大なのは、今まで形式上にでも行ってきたトリチウムの濃度を確認していた作業を経ないことにしたことである。
「浄水」だの、「処理水」だのという詭弁(きべん)を並べ立てて国際社会の懸念と不安を無視してあくまでも核汚染水の海洋放出を強行してきた日本が今や毒性物質濃度確認工程まで止めて海にやたらに捨てると言うことこそ、人類の生命に対する耐えがたい愚弄であり、許せない妄動である。
第2次世界大戦の時期に731部隊、516部隊のような秘密細菌戦部隊をつくり上げて各種の生化学兵器の研究と生産をヒステリックに推し進めたし、その実効性を保証するために朝鮮人民とアジア諸国の人民を対象に歯ぎしりする人体実験蛮行を働いた日本の前代未聞の罪悪は今も世人の頭の中に生々しく残っている。
地域人民に計り知れない苦痛と不幸を被らせた細菌戦戦犯の後えいらがこんにちは、各種の毒性物質が入っている核汚染水で人類共同の富である海を汚し、地球に住んでいる全ての人々の生命安全に重大な脅威をもたらしている。
特に、10月に続いて12月にまたもや日本の海岸に死んだイワシの群れが押し寄せる懸念すべき現象が現れて国際社会の焦点を集めている。
当時の状況についてメディアは、イワシの死体が波に乗って白い砂原に押し寄せる場面はあたかも「魚の波」を彷彿(ほうふつ)させたと伝えた。
英国紙「デーリー・メール」は、イワシの群れの死事件について「福島で放射性物質が含有された水が放出された時から3カ月が経った後に起こった」とし、これは日本の核汚染水の放出が生態系に打撃を与えたという推測を呼び起こすと報じた。
中国では、「核汚染によって数多くのイワシが死んだと信じる」「日本の核汚染水の放出によって人類が絶滅する時期はそれほど遠くないだろう」などの世論が主流を成した。
しかし、日本は不当にもいわゆる「許容数値」をうんぬんし、「安全には全く問題がない」とずうずうしく振る舞っている。
火のない所に煙は立たぬものである。
日本の核汚染水海洋放出策動は決して、一部の国と地域に関する問題ではなく、全ての国と地域、人類の遠い将来までも重大に脅かすもう一つの特大型の犯罪行為となる。
国際社会の一様な声にあくまでも顔を背けて人類の生命を愚弄する日本は、働いた犯罪的責任から絶対に逃れられない。(記事全文)
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