キム・ソン国連駐在常任代表が言論声明を発表

チュチェ113(2024)年 5月 5日 朝鮮中央通信

 

【平壌5月5日発朝鮮中央通信】国連駐在朝鮮民主主義人民共和国のキム・ソン常任代表が5日発表した言論声明は、次の通り。

1日、米国と西側諸国は、追随勢力を糾合して国連安保理の対朝鮮制裁委員会専門家グループが解体されたことで「共同声明」を発表した。

哀悼の辞を連想させる声明の一節一節で、私は専門家グループに対する米国と西側の偏愛と執着、その解体を受けて茫然自失した彼らの惨憺たる心情をありのまま読み取ることができた。

国際平和と安全保障の美名の下、他民族の不幸と苦痛を代償に既得権を維持してきた米国と西側諸国がこの御用組織の終焉に対してそれほど残念がるのは驚くべきことではない。

しかし、いくら認めたくなくても、米国と西側諸国は現実を謙虚に受け入れるべきであり、傲慢と独善で一貫した自分らの対朝鮮敵視政策の失敗を深刻に振り返り、深く反省すべきである。

「共同声明」は、専門家グループの解体がある常任理事国の拒否権行使による災難であるかのように歪曲(わいきょく)しているが、事実上、それは一つの主権国家の生存権を抹殺しようとする米国と西側諸国の覇権主義の道具として服務してきた不法謀略団体に対する歴史の審判である。

国際社会の民心は、捏造資料の流布と世論作りで世人を欺瞞してきた国連安保理の対朝鮮制裁委員会専門家グループだけでなく、国連を世界制覇の道具としか見なさない勢力にもすでに背を向けた。

今後、敵対勢力が第2、第3の専門家グループをつくり上げるとしても、それは時間の流れと共に自ずと死滅する運命を免れないであろう。

米国と追随勢力が、今回の事態から教訓を汲み取れず、時代錯誤の対朝鮮敵視政策を引き続き追求するなら、より悲惨な戦略的敗北を喫することになるであろう。(記事全文)

 

[Korea Info]

 

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